カテゴリー別アーカイブ: テニスのルール

日本テニス協会ルールブックに準じたルールについて

規則2 パーマネント・フィクスチュア

    puffer (3)

    パーマネント・フィクスチュアとは、

    簡単に言うと、選手とコート、ネット以外のもの全てを差します。
    正確に言うと、バックストップ(後ろの壁やフェンス)、サイドストップ、観客、観客用のスタンドやシート、コートの周りや上部にあるすべての施設や設備、定められた位置にいるチェアアンパイア、ラインアンパイア、ネットアンパイア、ボールパーソンのことを言います。

    屋内コートの屋根やベンチ、審判台もパーマネント・フィクスチュアと言うことになります。

    この、パーマネント・フィクスチュアにダイレクトにボールが当たって、コートに入ったとしてもインプレーとは認められず、アウトとなります。

    そりゃそうだろ、と思われるかもしれませんね。

    では、問題です。
    シングルススティックの外側のネットもしくはポールに当たってコートに入ったらどうなるでしょうか?

    puffer (4)

    シングルスの試合で、シングルススティック外側のネットポストやネットは『パーマネント・フィクスチュア』とみなされ、ネットポストあるいはネットの一部とはみなされません。
    よって、シングルススティックの外側のネットもしくはポールに当たってコートに入っても、アウトとなり失点です。当たった時点でアウトということになります。

カテゴリー: テニスのルール | 投稿者オールサム | 4件のコメント

テニスのルール 規則1 コート

puffer (2)

テニスコートの広さは、世界共通で決まっています。
縦の長さは23.77m、
横の長さは、
シングルスが8.23m、
ダブルスは10.97m
です。
puffer (1)

ネット両端のネットポストの高さは1.07mで、
ネットの中央に、一般的にセンターベルトと呼ばれているストラップで押し下げるようになっています。
ネット中央の高さは0.914m(91.4㎝)です。

ダブルスコートでシングルスをするときには、
シングルスコートサイドラインの“外側”から91.4㎝のところに、1.07mあるシングルススティックの“中心”が来るように立て、ネット両端の高さを1.07mに保ちます。

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ちなみに、こんな画像を見つけたのですが、これは完全な誤りです。わかりますか?
そうですね、シングルスラインの真上に立ってますね。シングルスラインから0.914m外側に立てなければなりませんね。しかも、ラインの外側から!

以上、規則は、日本テニス協会テニスルールブック2017版を参照しております。
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