テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、女子シングルス4回戦が行われ、第14シードのD・カサキナ(ロシア)が第2シードのC・ウォズニアッキ(デンマーク)との2日がかりの戦いを7-6 (7-5), 6-3のストレートで破り、四大大会初のベスト8進出を果たした。
この試合は前日に行われたが、第2セットの第6ゲームを終えた時点で日没により4日へ順延していた。
再開後、21歳のカサキナは今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を制したウォズニアッキから3ゲームを連取し、勝利を手にした。
試合後の会見で「私は本当に幸せ」と喜びを口にした。
昨年の全仏オープンはJ・オスタペンコ(ラトビア)が四大大会初優勝を飾った。それについてカサキナは「私はそれについて考えないようにしている。私は誰かについて話したくない。それは問題ではない」とコメントした。
準々決勝では、第10シードのS・スティーブンス(アメリカ)と対戦する。
同日の4回戦では第1シードのS・ハレプ(ルーマニア)と第12シードのA・ケルバー(ドイツ)も8強入りした。
S・ウィリアムズ(アメリカ)は第28シードのM・シャラポワ(ロシア)との4回戦を、右の胸筋の負傷により棄権すると発表した。