【ポジションのアジャスト】
アジャストのひとつに、ポジションのアジャストがある。
大原則
「ボールを打った後、ポジションは必ず移動する」
を守ってほしい。
ボールを打ったら、同じ場所でボールを見送っているのではなく、
必ず、打ったボールに対して、必ず適応した場所に移動する。
ダブルスの場合、これは、打った本人だけでなく、ペアの打ったボールに対して、必ず適応した場所に移動する。
ワイドにいけば、ワイドに、センターよりならセンター、有利なボールがいけば、前へ、不利なボールであれば、下がる・・・・・等々、
打ったボールの質や場所、対戦相手のレベルや風向き等々、状況に応じて、常に最適なポジションを探し出す習慣、癖をつけてほしい。
中級あたりで、動かないポジショニング、フットワークにはまってしまい、テニスが行き詰るケースを多く見る。
上級者やベテランになれば、効率のよい動かないポジション取りも場合によってはありうるが、
これはあくまでも、基本のポジション取りや動きができてから、見つけ出したり、使ったりするもの。
作戦上のポジションを知識やパターンで覚える前に、
きちんと動くことによって、基本の「ポジショニング」と大切な「感性」を鍛えてほしいですね。