【効率良いつもりが、効率悪くなるケース】

【効率良いつもりが、効率悪くなるケース】

昨日の【無駄なストレートケア】の話をすると、前衛がたくさん動くので大変とか、

雁行陣でもできるだけ、チェンジはしないとかという話が出るが、それは別問題。

確かに、縦割り並行陣をやると動くのが少なくて済む。

並行陣や雁行陣で無駄なチェンジをしない。

前衛は詰めない。

これは、効率が良さそうで、動きは少なく、楽ではある。

まことしやかに言われてている様だが、

これにより起きるのが、中級ダブルスに見られる、無駄なラリーだ。

決めるボールがあればあるほど、プレッシャーかける範囲が広ければ広いほど、当然、試合が早く終わる。

それは、ほんの少しのポジションの違いや、面の入れ方、勝負どころ、動きをきちんとしているかの差になる。

その動きをなくすことにより、試合が倍以上長くなったり、勝てない試合が多くなり、体力が必要になる。

精神的にも、無駄につなげること、我慢することに疲弊し、しかも、テニスがつまらなくなる。

それにはまっている人は、本末転倒なことに気がついてほしい。

効率よくというのは、「効果があってからこそ、効率が良い」というのだ。


カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 06:52 | コメントをどうぞ