【錦織VSペア戦 評】

【錦織VSペア戦 評】

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準決勝 錦織VSペア戦

B. Paire (FRA) d [2] K. Nishikori (JPN) 16 64 62

ペアは残念ながら錦織は、今日の準決勝で、全米1回戦で錦織に勝ったペーレに、また

負けてしまいました。 

本当にもったいない試合でした。

勝利したこのペア選手を、前日の準々決勝VSキリオス戦で実際に観戦したのですが、

ランクはまだ低いものの、これから赤丸急上昇の芸術的なセンスを持った強くなる選手だと思います。

サーブ、ネットプレー、バックハンド、フットワークがいいし、パワーもタッチもいい。

それを緩急や立体的に使いこなすセンスもある。

強そう様に見えないが、玄人好みの選手なのではないでしょうか。

錦織選手は、追い詰められたり、また、追い詰めたり、競ったときのメンタルは強いのですが、

攻撃をかわされた、また、切り返しされたときに、無理をしたり、また、その後にテンションが落ちたりと、まだ、ぶれが大きい。

ターニングポイントは、2セット目の3-3、ブレークチャンス4回でしたね。ここで、錦織は何故か、スライスリターンを3回試みました。また逆に、ペアはサーブ&ボレー、この辺のペアのセンスが素晴らしいですね。

1セット目に比べ、2セット目の入り、3セット目の入りも甘かったと思います。ペアの様な波があるように見せる選手には、油断できないですので。

錦織選手は、サーブやサーブの組み立てに急成長を感じられますが、

決めストロークのタイミングに工夫が必要だったですね。

1本もドロップショットを打っておらず?、無理して打ち込む、また、無理して前に出る、淡白な攻撃だったと思います。

上手くいかなかったときの、仕切り直し、ニュートラルになるメンタルや、体力が課題だと思います。

そこが凄いのが、世界№1のジョコビッチ。

彼はぶれない、ゆるがないメンタルと、体力としなやかさがある。

むかし、ビビリーだったジョコが、努力でメンタルを成長させ、

しなやかなフィジカルを鍛えた方法、これを真似したいですね。

※ 好き勝ってなことを書いていますが、プロの場合、モチベーションが下がる、淡白になるほとんどのケースがメンタルではなく、フィジカル的なこと、体力や故障であったりします。錦織選手も、仕切り戻しできない理由があったのかもしれませんね。


カテゴリー: テニス, レッスン, 試合 | 投稿者ハッピーコーチ 10:51 | コメントをどうぞ