【錦織選手の成長】
ケーキ話題をブログに掲載したら、
ブログの順位が2位と返り咲き!?
どう言うこと!?(苦笑)
どうせ、皆さんは、食べ物の話がいいのかもしれませんが、
今年の全豪テニスは、珍しく錦織選手の試合をゆっくり見れているので、
HAPPY流に、好き勝手にテニス解説を書きますね。
全豪3回戦、第26シードでベテランのG・ガルシア=ロペス(スペイン)7-5, 2-6, 6-3, 6-4で勝利
今回は、スコア以上に苦しい試合の中、「錦織選手の成長」をとても感じました。
一番は、2セット目ダウンのあと、3セット目で、仕切り直しができていた。
これが素晴らしかったですね。
以前なら、そのまま崩れていたパターン。
気持ちがニュートラルに戻り、ペースを落とし、「のらりくらり」からのカウンター攻撃。
つないで、つないで、チャンスボールをすかさず、ガツーン!
落とした2セット目は、プレーが右手の故障より、腰をかばっていた様に見えたのは僕だけでしょうか。
少し心配。
そして、課題だった2ndサーブの威力と確率、組み立て。
速めのトップスライスと、弾んで曲がるキックサーブが威力を増し、勇気を持って、良く散らしてました。
一番の勝負どころで、勝負2ndサーブでノータッチエースを取ったところが、僕の中で、今回の試合のハイライト!
興奮しました。
1stサーブの威力と確率も、上がっています。
1stの組み立ては、前から上手かったですよね。
大事なところで1stサーブが入ることは、もちろんですが、
大切なところで、相手の1stサーブを入れさせないことも重要。
リターンのポジションを変える、ベースを変える、読んでいる振りをしたり、フェイントをかける等の「かけひき」、相手選手は、分かりきったチャレンジをすることで、
ペースやリズムを変えようとしていました。
むかし、マッケンローが作為的に無駄な抗議や、パフォーマンスをやっていましたよね(笑)
そこまでやるかどうかは別として、「かけひき」や「したたかさ」も、錦織選手の課題と言えるでしょう。
そして、早(速)決めに片寄らない、決めボールのタイミングの調整もばっちりでした。
これら、JAPANオープンでの課題を見事にクリアしていたと思います。
錦織選手のインタビューも以前とは違い、すっかりハキハキして、答えが早くて明確になりました。
イチローとか、一流選手は、皆、そうですね。
「あの~」「ん~」がなくなった。
判断が明確で早くなった証拠です。
腰や股関節に爆弾を持っているような気がするのが、最大の心配です。