【錦織選手の課題】
四回戦のツォンガ戦、快勝でしたね。
6-4、6-2、6-4
今日も、同じ攻めでも、打つタイミングをうまく外していました。
それに、ツォンガの1stサーブを要所で、上手く読んでましたね。
しかも、腰が痛くてスピンサーブがあまり打てないツォンガの2ndサーブにプレッシャーかけて、攻めていました。
特に2セット目、1-1からのゲーム、良くツォンガのサーブを読みました。
あれじゃあ、相手も力むし、速いサーブを打つのが怖くなる(笑)
錦織選手の1stサーブは大切な場面で入り、しかも逆をついていた。
2ndサーブもよく散らしてたのが勝因。
これからのテニスは、
いかにコースを読ませないか、また、読むかが重要になってきますね。
・サーブでのタメや、同じフォームからリストや面でのコース切り替え
・リターンは返すのではなく、速いサーブを倍返し攻撃にするための読み
です。
今回の錦織選手の課題は、厳しいことを言えば、
1セット目5-2、40-0のセットポイントからまくられるモタツキと、
3セット目2-0から、ツォンガのサーブをブレークできなかったところと、
自分のサービスをブレークされたところです。
これは、隙です。(厳し~)
強い選手は、隙がありません。
超一流のジョコやフェデラーには、この隙がない。
超一流は、嵩にかかった様に1stサーブが入ってくるし、大切なところでは、1stサーブが必ず入ります。
あと、対2ndサーブへの無駄なリターンミスはしない。
ほんの少しの隙が、試合の流れを変えたり、体力を疲弊させたりすることになります。
それに、隙のないことが、次回対決への圧倒的なプレッシャーになると思います。
そして、意外と大切なのが、ウェア上下や靴の色。
一昨年、全米決勝で負けたときは、上白色、下黒色でした。
今日の白も良く似合ってますが、おとなし過ぎて、良くない。
ましてや、黒やあいまいな色は彼には合わないですね。
自分自身を盛り上げる色であり、
相手を威圧する色である必要がある。
錦織選手の場合は、赤やオレンジ等、明るい原色、(ジョコビッチ選手であれば、黒やグレー系)
若しくは、白なら、全身白(その場合ワンポイント赤・・・・・日の丸(笑)で、次のジョコビッチ戦に、勝負してほしいです。
それと、錦織選手が上位を狙うなら、弱い選手と当たった方がいいですが、
優勝を狙うなら、元気なうち、早いうちにジョコビッチと当たった方が有利だと思います。
そう言う意味で、ジョコビッチは今日、フルセットやってますし、錦織選手は室内でしか試合していない今回はチャンス。
錦織選手の場合、一番の心配は身体の状態ですから、最高のシチュエーションだと思います。
最初注目すべきは、
・ 立ち上がり⇒ 1stサーブの入り
・ ウェアの色
・ いかに休養できてるか
ですかね(笑) 楽しみです!