【コーチに寄って言うことが違う】
「コーチに寄って言うことが違う。」
これは、本当によく聞く話です。
先日、「ボレーをとっても正面を向くか、横を向くかコーチに寄って違う」
質問がありました。(前回、HAPPYレッスンで実施した、クローズスタンスなのか、オープンなのかにもかかってきますね。)
例えば、
横動きが異常に速い人(軟式の前衛出身等)や、
身体が大きくてリーチのある外国人選手(極端に言うとウインブルドンなんか実際に近くで観戦するとスカッシュの様です・笑)
なんかは、オープンの正面打ちで、まかなえる訳ですし、
逆に、シニアも、ボール自体身体の近くに来るボールばかりであれば、ポジションがデッドゾーンでオープンでも、かまわない訳です。
試合のレベルや、状況に応じて、セオリーも変るし、ポジショニングも変る、それをどういう意味があるのかを
本人が考え、
今、必要なのか、今、やるべきことなのか、
「察する」、「くみ取る」
力がとても、大切になります。
コーチと言っても、本当にたくさんの種類のコーチがいます。
選手上がりの世界レベルから、小さな時(ジュニア)からテニス経験のあるコーチ、若手男子コーチ、実践的なレディス代表コーチ、社会人になってからテニスを始めたコーチ、おばちゃんコーチ、
テニスを知らない親子さんまで、たくさんのコーチ(指導者)がいて、指導方法あり、僕もそれを実際、見たり、体験したりしています。
本や雑誌、ビデオ等、指導書もたくさん出ています。
本来なら、指導者(コーチ)がレッスン生(習う人)のレベルや状況を見て、「察して」、教えていかなければいけないのですが、
それができてない状況が多く見られます。
40年前木製ラケットのワングリップを教えてるコーチ(恐ろしい実際にいます)や、
上手い親切なおじいさんは、当然、遅いボール・ロブ・ドロップショット対応のデッドゾーンでのテニスを、
親切に教える訳です。
ですので、正しい情報、自分にあった情報を取り入れることが、上達の秘訣と言えるでしょう。
これを、情報リテラシー(information literacy)と言い、とても大切なことなのですが、
長くなるので、また、あとで掲載しますね。