【強く打つのが楽しい時期】

【強く打つのが楽しい時期】
強く打つのが楽しい時期や、
遠くて取れないと思ったボールを取るのが楽しい時期
怖いと思ったぼーるを返すのが楽しい時期
というのがあります。
走る、打つの基礎ができてきて、フォームが固まり、適正打点が身につく。 調度、試合に勝ち始め、本格的にテニスにのめり込む頃です。(女子連に入る頃です)
この時期にたくさんの動きやフットワークが身につき、どんどんとボールが拾えるようになります。 また、スピードに慣れ、いろいろな感性が育つようになる。
よりスイングスピードが上がり、基礎ができ上がり、自信が付く訳です。
ところが、 最初は、 「よく走るね。よく拾うね。」 「凄いボール打つね」 「綺麗なフォームね」 なんて、と褒められたていたのが、
いつの間にか、 「強く打っちゃ駄目、できるだけ走らず効率よく動く」、 間違った打点やフォーム、まだ、やるべきでない、適切でないフォーメーションを強制的にやることにより、
一番大切な時期に、フォームが崩れ、迷いが出て、ダイヤモンドの原石が、どんどん小さく丸く削られ、価値をなくし、とりこまれてしまう、 故障したり、疲弊したり、テニスが楽しくなくなったりするのを これまで、多く見てきました。
これは、打てて、走れて、楽しくテニスができ、感性が育つテニスの上昇期、人間で言えば成長期に、 大切な経験をさせず過保護にする、医療でいえば、人間の成長能力を抑えて、その場しのぎの投薬やモルヒネを打つようなことに似ています。
小さな、個性のないテニス、成長しないテニスではなく、 個性があり、可能性があり、成長し続ける・・・・・
だから楽しいテニスになる
・・・・・そんなテニスをやっていきたいですね。

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 10:17 | コメントをどうぞ