【スピードからタイミングへ】
現代テニスは、「スピード」のテニスから「タイミング」のテニスへ移行しています。
もちろん、「速いスピード」や「早いタイミング」は、大切な要素でもあります。
しかし、「早さ」や「速さ」に頼ると、選手の動きのパフォーマンスレベルが向上してますから、切り替えし、倍返しの良いショットに合うリスクが多くなってきています。
よっと、焦ってより厳しいコース、速いスピードを求める。
錦織選手の調子が悪いときは、これに陥いることがあります。
(身体上の理由で、攻めるしかない場合もある)
調子がいいときは、見事にタイミングを外します。
予測やタイミングを外すための大きな効果に、ドロップショットが活用されていますね。
そういう意味で、特に決めショットのタイミングがより大切。
いかに「スタートを切らせないか」「反応させないか」「予測させないか」です。
決めているボールは、サーブでも、ボレーでも、チャンスボールのストロークでも、以外と速いボールは少なく、遅いボールが多くなってきていますよ。
サーブも速さより、組み立てとタイミング。
全豪オープンテニス、錦織戦もそんな風に観戦して見て下さい。
これからは、スピードを生かすためにも、
タメが重要であり、
打点の高さから、低さへの幅、
打点を前で取るか、後ろで取るかの幅が重要であることを意識してみて下さい。
前後、上下、左右、時間の四次元テニスを目指しましょう。
さらに、研究、データー、予知能力?、予測が入った五次元テニス?へ向かいましょう。
テニスはより面白くなってきて、ワクワクしますね。