【忍者テニス】
自分のペースやスタイルが分かってきたタルコーチ。
これから成績がかなり上がるはずだ。
壁にぶちあたるまで、とことん今のスタイルで突き進んでほしい。
そのスタイルとは、【忍者テニス】だ。
懐の深いストロークと、テンポを上げたライジングのタイミングの幅。
下がった守りポジショニング、チャンスがあれば上がったコート内での攻めライジング。
チャンスを見極めネットプレー、ドロップショット・ボレーのタッチプレー。
七変化なオールラウンドプレー。
この手数の多さに、相手の弱点や隙を付く「したたかな」、作戦、戦略。
あらゆる駒を駆使する、詰め将棋の頭脳的世界。
日本人の特徴である、器用さ、繊細さ、頭脳、速い判断を生かす。【忍者テニス】
錦織選手はまだ、未完成ではあるが、まさにこれに近い。
牛若丸か、赤影か、はたまた、忍者はっとりくんか、ひらりひらりと相手をかわし、チクッと刺す。
偉大なボクシングチャンピオン、モハメド・アリの言う、「蝶の様に舞い、蜂の様に刺す」
身体能力の劣る人は、ぜひ、この日本スタイルでテニス界を制してほしい。
テニスなら、それができる!