おはようございます!
一時間目
やはり、、、
美術と、言ったら…
この方を…
雑誌等にも取り上げられ、日本に凱旋して来ました。
ロンドンに住まう若者たちの肖像 PORTRAIT IN LONDON VOL1.小林勇輝 パフォーマンスアーティスト
ロンドンに住まう若者たちの肖像
PORTRAIT IN LONDON VOL1.小林勇輝 パフォーマンスアーティスト
EU離脱に揺れる2016年の英国。その時々の情勢によって多少の違いはあれど、いつの時代にも首都ロンドンにはあらゆる人種が集まり、様々な文化がうごめいています。これより激動の時代に入るだろう英国において、いまロンドンにはどんな人々が住まい、何を思い、どんなことをしているのか? 2016年より現地に滞在しているフォトグラファー、野田祐一郎によるロンドンレポートがスタートします。
* Photo&Interview&Text_Yuichiro Noda
* Edit_Ryo Komuta
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小林勇輝 パフォーマンスアーティスト
http://www.yukikoba.com
ーあなたのことを知らない人に、自己紹介をしてください。
小林勇輝です。東京出身で18歳まで東京にいました。高校を卒業して、2年ハワイに住んで、その後にロンドンの芸術大学に入るために渡英。4年間セントラル・セント・マーチンズに通って、その後2年間MA(修士課程)でロイヤルカレッジオブアートに行って今年卒業。これからアーティストとして活動していこうという時期です。
ーロンドンの学校では何を勉強していたんですか?
BA(学士課程)の時はファインアートをやっていて、ペインティングとインスタレーションを作ったりしていたんですが、そこから少しづつ、パフォーマンスと融合させていって、今はパフォーマンスを中心にやっています。
ーロンドンに来てよかったですか?
はい。本当に来てよかったと思います。もし来ていなかったら、今の自分はないですし、本当にクソ野郎になってた気がするので。アートをやれたのもそうですが、人との出会いが一番大きいです。ロイヤルカレッジオブアートには、世界でもあまり導入されていないパフォーマンスアート科がファインアートにできたばかりでした。そこに所属できて日本人で初めての卒業生になれたことを、とても光栄に思っています。いろいろな出会いから派生して、作品や展示の機会が増えましたし、何よりサポートしてくれる人に多く出会えたのが一番大きいです。
ーロンドンはそういうチャンスが多いと思いますか?
ロンドンがそうなのか、たまたま僕がそうだったのかわからないですが、アートのコミュニティは結構狭いと思うので、何かやっていたら誰かが気づいてくれますね。現場に足を運んでいれば知り合いも増えますし。頑張ってるだけじゃダメですが、見てくれている人は多いと思います。
ーロンドンの嫌だなと思うところはありますか?
物価が高くて人が多いところです。でも、東京と比べたらそうでもないんですかね。あとは交通の便が悪いです。でも、基本的には好きですね。特に不自由はありません。
ー日本のことはどう思いますか?
東京を離れて、ハワイに行ってすぐの頃は、日本に帰りたいなと思うことはありましたけど、最近はあまり思わなくなりました。もっと海外でキャリアを積んで、経験値を上げてから日本に帰って何かやれたらなと思っています。6年間こっちにいて、やっとロイヤルカレッジオブアートを卒業して、さらに一緒にやれる仲間にも出会えて、ありがたいことにサポートしてくれる人も増えて、ようやくこの夏に日本でパフォーマンスできることになったので、タイミング的にはすごくいいなと思っています。きちんと日本でやるのは初めてになるので嬉しいです。
ー東京のどこでやるんですか?
「ワコールアートセンター」と「スパイラル」です。自分たちだけではなくて、何かのイベントとからめてやれたらいいなということで探していて、今回ダダの100周年記念のフェスティバルに参加させてもらえることになりました。
ーロンドンの教育はどのようなものでしたか?
ロンドンでは美大に通っていたので、他の教育機関のことはよくわかりませんが、僕の場合は個性重視というかすごく自由にやらせてもらえました。「あれはこうした方がいいよ」などとは言ってくれますが、先生だけの型にはめないんです。自分たちのことを尊重した上で言ってくれてる感じがあります。あとやはり先生と言っても、全員アーティストなので、アーティスト同士の目線で話してくれるというのが一番ありがたかったですね。すごい親身になってくれますし、先生自身も作品を作っていた若いときの経験があるからこそ、そのように言ってくれてるんだと思いました。先生も一緒にパフォーマンスしたりしていたので、先生というよりは優しい先輩という感じでした。その代わり、自分の意識が高くないと続かないと思います。自分でやらない人はダメですね。だから、意識が高い人は残っていくし、あんまりやる気がない人は消えていきます。はっきりしていて僕はいいと思いました。生徒の年齢層もバラバラですがど、年齢関係なくみんな同じ目線でやっています。
ー今後の予定を教えてください。
今年の夏は、日本でパフォーマンスと制作をして、そのあとは、今パフォーマンスのデュオでやってる子と一緒に何かやれたらと思っています。その子がアムステルダムに住んでるので、自分も半年から1年アムスに行って、一緒に制作できたらなと。あとは映画や映像作品に参加したり、他のメディアと一緒に制作をして幅を広げていけたらと思います。そういったことも含めてアメリカに行きたい気持ちがあります。日本に帰るのではなくて、どこか違う大きいシティに行って、違うフィールドを増やして制作していきたいです。
ー日本より、アムステルダムやニューヨークの方が環境がいいのでしょうか?
必ずしもそういうわけではないと思いますが、僕自身ヨーロッパでアートを学んできたので、どちらかというと日本でやるほうがチャレンジかもしれないです。ニューヨークというか、アメリカにはもう一度行きたいです、今度はアーティストとして。今なら身体ひとつあればなんとかなりそうなので、チャレンジしてみたいです。アメリカの方がチャンスが多そうな気もしますが、パフォーマンスアートに対しての一般の人たちの見方もおそらく違いますし、若くしてアートをやっている人たちの経験値も違うと思うので、壁は高いと思います。そうした場所で、もっと色んなことを勉強できたらなと思います。日本は生まれたところですし、友達もいるから好きなんですが、帰ってしまうと甘えてしまうというか。楽しくてご飯も美味しくて、怠けてしまいそうな気がするので、もう少し自分に鞭を打つじゃないけれど、厳しい場所に自分を追いやったがいいかなと思ってます。
ーイギリスのEU離脱についてはどう思いますか?
政治的なことはあまりわからないですが、僕の同世代のアーティストの友達は「厄介なことが起きたな」って言ってます。やっぱりアーティストは、インターナショナルで移動してなんぼなところがあるので、世界とコネクトしなくなったというだけで、だいぶ不便ですし、若い子とかは他のEU圏に移ってしまうと思います。ただ、そういう歴史的な瞬間にここに居られたというのは、作家としてはいいことだと思っています。それで、また違うところに行って、同世代の若い子たちと一緒に制作できたらいいなと。今年、元々ロンドンを出ようと思っていたタイミングで離脱が決まって、他の若いアーティストの子たちも離れていくので、それに関してはいいかなと思ってます。世界の中心が永遠にここだけというわけではないし、色々動いているなかで違うム ーヴメントが起こっていくのではないでしょうか。色々思うことはありますが、ポジティブに捉えてやっていくしかないと思います。
ー海外に出たいなと思ってる人にメッセージなどあれば。
まず行けばいいと思います。「行きたい」という話しはよく聞きます。色々な“行けない”理由があるとは思いますが、とにかく行かないと始まらないので、まずは行ってみればいいと思います。僕の場合は行ってみて、歴史的に重要な人や名前の知れたアーティストに出会えて、自分の意識も高まりました。若い世代の繋がりも感じられましたし、本当に来てよかったと思います。
Emotion in Motion
ロンドンのRoyal College of Arts (RCA)の美術学部で教鞭をとるナイジェル・ロルフとナイジェル・ロルフの研究室を本年卒業した5名によるパフォーマンス。
教え子達が、それぞれテニスを通じ色々な分野に 人生を自分をチャレンジし続けてくれるのは、嬉しい限りです。
一人一人に、色々な種を蒔いたつもりでしたが、、、
当然、花が咲く子供もいれば咲かない子供もいる…
だけれど、仲間や先輩、後輩に会う事で、なにか?刺激を受けて 自分を探し始める様な、関係が仲間内で出来て来ました。
テニスに残り、一緒に情熱をコーチとして頑張る者、自分を見つけ自分の道に進む者。
そんな、若者を見るのが最近では嬉しいですし
楽しくて、仕方がありません。\(^o^)/
僕も皆さんも、沢山 楽しくて仕方がない 時を お過ごし下さいね!!
でわでわ