月別アーカイブ: 2022年4月

足の指のケガ・・『突き指??』

『子供が部屋で遊んでいて壁に軽く足をぶつける』
『起床の際に足元がおぼつかなくベットの脚部に指をコツン!とぶつけてしまった』
『ご高齢の方が、自宅の部屋の畳の縁のほんの小さな段差に指を引っ掛けてしまう』

そのように思いがけないことや、ちょっとしたことで、、、
足の指を引っ掛けたり、ぶつけてしますことがあります。

その瞬間は『あっ!痛い!』と言葉とともに指をみると赤くなり・・・
次第に紫色っぽくなり、痛みも徐々に強くなります。

俗にいう『突き指』『打ち身』だろう???
と放置していることがあります。

当院にもそのような体験をされた方がご来院されます。
『直後は様子をみていましたが痛みが取れなくて・・・』と話される方が多くいらっしゃします。

即座に触診と簡易な徒手検査をします。その後、その多くはその場、または可能な限り早いタイミングで整形外科で
レントゲンによる検査を受けていただきます。

これは適切な診療の進め方となります。

このような状況から、骨折の可能性もあることが多々あります。
大きく骨が折れて、ずれていることは稀ですが、検査をすると骨に小さな骨折線が確認できる程度のものもあります。

自己判断や、治療院だけでの判断だけではなく、さらには状況判断だけで打撲・捻挫と判断してしまうことはお勧めできません。
もしも、骨折を見逃すことで、治癒(治る)までの時間が伸びてしまう原因にもなりかねません。
さらには、完治が困難となり、痛みが残存して『なかなか痛みが取れません』ということをおっしゃる方は少なくはありません。

このような症状の際は、いち早い適切な判断として、検査ができる医療機関に行くことが理想となります。

また、ケガをして整骨院などを受診した後に、痛みの継続や目立ったアザ(内出血状態)がみられるようでしたら、放置したりせずに専門医療機関でレントゲン検査等を受診されてください。

その後は、理学療法(超音波や電気機器)などの適切な方法・期間の判断で施術を受けれることは理想です。
そしてリハビリとして関節が拘縮しないように施術者によって動かしていくタイミングが重要となり完治に影響が出ます。

適切な判断と検査、そして治療とリハビリ運動によって、後遺症(痛みの再発・継続)の防止にも繋がりますので気をつけてください。

小さな指の関節だからと言って軽視してしまいますと、小さな痛みが残ってしまうこともありますので注意してください。

治療過程では、テーピングや固定装具、インソールの処方なども並行して施されることもあります。
これらも専門的な知識が必要ですので医療機関に相談されることが良いでしょう。

小さな痛みも(専門医療機関にて)丁寧な対応を受けてください。

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者井上正之 20:30 | コメントをどうぞ

感染予防対策下でのテニス

先日、
四国の高松へテニスの代表合宿の指導に行きました。
トレーニング指導と選手の身体のケアも担当します。

連日、トレーニングや練習を、とても環境の良いテニスクラブで行なうことができました。
感染予防など徹底した規制の中でご協力を頂きました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。有難うございました。

ジュニア選手にとりましたは、数年で世界のトップの舞台で戦うことが目標ですのでそのための準備期間の活動となります。
常にコンディショニングを心掛けてケガの無いの毎日で頑張ってほしいと思う時間でした。

選手にとっては日頃からその意識の持ち方・行動でそこに大きな差が出てくることでしょう。
日本の選手のテクニックのレベルはとても高いです。
そこに身体的な強さが求められる世界の舞台ですので、早い年齢から身体を鍛える意識を持つことで選手も指導者の方々も共に夢に向かっていけると良いですね。

世界各国を遠征して気が付くことの一つに、
特に日本人はボールをたくさん打つ練習の時間はとても多く、言い換えれば勤勉といった印象です。
それに対して、ヨーロッパの選手は、トレーニングに費やす時間がジュニアの時期から多いと私は感じています。
何が正解ではなく、良いことは積極的に、そして工夫して取り入れることが素晴らしいですね。

今回は
東京からの移動のため、
合宿の前後期間の健康観察やPCR検査などを行い、現地でも徹底した感染予防の行動となりました。
このようにウィルス感染予防の徹底した行動や活動はしばらく続くことでしょう。
テニスコートのような開放感のある現場でもしっかりと対策を継続して、そのような行動がストレスなく生活の一部として取り組んでいくことが現状での過ごし方かもしれませんね。

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者井上正之 15:11 | コメントをどうぞ