皆さん、こんにちは!
ミライテニスアカデミーの辻野です。
今月からアカデミーが提供するテクニックと
海外大会から得た情報を
定期的に紹介したいと思います。
よろしくお願いします!
記念すべき1回目は
「ウインブルドンから学ぶテクニック」。
NHKやGAORAのテレビ解説者として僕は、これまで数えきれないほどの海外大会を観る機会に恵まれました。
つい先月も2週間ほどウインブルドンに行って
選手が繰り広げる熱戦を解説しました。
そこで知った技術・戦術・メンタルは
皆さんにも役立つものばかりです。
その中で、皆さんにも知っていただきたいテクニックがあります。
それは、「サーブは配球が大事」だということ。
男子史上最多となる8度目のチャンピオンに輝いた
フェデラーが、こんなことを言っていました。
「サーブの精度はスピード以上に重要だ」。
男子決勝でフェデラーは剛速サーバーのチリッチと対戦しました。
フェデラーのサーブはチリッチより速さに劣るものの、
配球の良さでチリッチを圧倒。
一度も自分のサービスゲームを破られることはありませんでした。
皆さんも、サーブを打つ時は配球を考えましょう。
ワイドとセンターを打ち分けるようにし、時にボディも混ぜること。
こうすることで、相手はサーブを読むことが難しくなります。
「速いサーブよりもコースを打ち分けることでポイントを取ることができる」ことを
先のウインブルドン男子決勝は教えてくれました。