那須スポーツパークへ向かっています。
昨日から東京国際大学硬式庭球部女子部員の合宿が始まっています。
合宿はこの一年の部員達の体力、精神力、技術力の基礎を定着させる我が部にとって重要なイベントです。佐藤直子
和倉温泉観光協会・旅館組合の会長とお話しして、私の今回の訪問を締めました。
本当に大変な状況であるけれども、あまりにひどい状況で大きなショックを通り過ぎてしまっている。とおっしゃっていました。
旅館の再会の目処も立たず、抱えている従業員の心配、建物の改修なのか建て替えなのかなど。
まずはお水が通らないと、どこが悪いのかさえも調べられないそうです。
責任ある立場の方々の苦労は、計り知れないものがあります。
時には笑顔を見せて話していても、大変なご心痛なのだろうと想像しました。
しかし、きっとこの3人はこの最悪な状態をも切り抜けていく人間力の高い方々なのでしょう。
こういう方々が歴史を作っていくのだと思いました。佐藤直子
田鶴浜地区コミュニティセンター避難所 (サンビーム日和ヶ丘)を訪れました。
田鶴浜体育館で親子ふれあいテニスをやったこともあり、ぜひ行きたかった所です。
支援物資の食料はいろいろと積み上げられていましたが、お話を伺うとご自宅が全壊という方もいらっしゃいました。家があってあの支援物資なら嬉しいけれども、あの支援物資がなくても家があった方が嬉しいに違いありません。
ラケットとスポンジボールを持って行きました。
テニスをしようという雰囲気でなければ、そのままそっと持って帰ろうと思っていました。
が、高校時代にテニスをしていたという若い方が一緒にボールを打ってくれました。
私としては、少しでも気分転換になればという思いでしたが、いつものことで段々熱くなってしまいました。
そして、「他にもテニスしたい方いませんか?」と言って「はーい!」と出てきてくださった方がいて、ボレーボレーが永遠ほど続きました。
ボールを打ちながらお話を伺うと、「12月までテニスをしていました。」ということでした。1月1日の能登半島地震からテニスができなくなってしまったわけです。
その辛さは、私が1番よくわかります。
早く彼女がまたテニスボールを打てるようになりますようにと、祈るばかりです。佐藤直子