友達がテニスボールが欲しいと家に取りに来たので、彼女の帰り道は少しだけ送って行きました。
そしてその私の帰り道、久しぶりにほんのちょっと走ったら、結構気持ちよかったです。佐藤直子
東京中日スポーツが、印刷を休止する。
とても寂しい。
私は東京中日スポーツの一面の下の方に載っていた「セブンアイ」という、月曜日から日曜日までの毎日7名の執筆者がエッセイを書く欄に、全部を含めると30年間近く書き続けていた。
私の担当は月曜日だったので、現役選手の頃は日曜日の18時には原稿を入れなくてはならず苦労した。
テニスの大会の決勝は日曜日なので、決勝を終えてから書く時間は短く、前の日の土曜日に、「やったー!優勝した。…」という原稿を書いてあとは送るだけだと安心していたら負けちゃったりして、慌てて別の原稿を書いて送ったこともあった。
海外遠征中は時差があるので、これまた苦労が多かった。
現役プロ選手の頃は、トーチューの企画で、中日ドラゴンズやジャイアンツの合宿に入れてもらって体験記を書いたりもした。
沢山の思い出のある「トーチュー」だ。
夫は海外に住んでいたので、ベルギー、マレーシア、コートジボワール、ヨルダンなどでも「トーチュー」を取っていたらしい。「えらい高かったよ。」とブツブツ言っている。佐藤直子