今日は沢山の日本人ジュニア選手たちが試合をし、その応援に私はコート移動が大変でした。
まず7番コート11時からの山崎じゅんぺい君。彼は素晴らしい試合をしましたが、相手のブラジルの選手が昨年9月までATPの一般の試合で優勝するぐらいの飛びぬけた選手だったのに、突然フォアハンドイプスになり、フォアハンドがおかしくなったそうです。
HOCEVAR
(GABRIEL VELLINHO)君、サーブもボレーも、バックハンドもびっくりするほどすごいのに、フォアハンドだけがカシャッとかすれた感じになってしまい、フォアハンドに打たれるとミスとなっていました。
本人は「何やってんだよ!」みたいな感じで自分を責めたり、コーチを見ますが、どうしようもなく、イライラするばかりでした。
私は自分がトスのイプスで悩んだので、彼の気持ちがすごくよくわかり、心が痛みました。
相手がそうだと、試合がとてもやりにくいはずですが、山崎くんは淡々と自分がやるべきことをやって、立派でした。
次に、11番コート11時からの福田そらちゃんを見にいったら、なんと逞しいそら君でした。
昨年の9月から盛田ファンデーションでIMGテニスアカデミーへ送り込まれた選手で、残念ながら負けましたが、精神的に強い感じがして、将来的にも世界で十分戦っていけるなと感じました。
続いておおやのぞみさん。今度こそジュニア女子を応援へ。今回ジュニアのテニスもしっかり見たいと思ってきたのですが、今日本では男子の方が押せ押せ感があるのか、女子は参加人数が少ないです。
次におち君を見に15番コートへ移動しました。おち君のコーチはJPTA(日本プロテニス協会)の会員です。相手が13シードのMIEDLER(オーストリア)で、かなり逞しく、おいプレーをしましたが、残念ながら負けました。
セレナ・ウイリアムズがアナ・イバノビッチに負けたのが今日一番のトピックですが、オーストラリア人のデラクワが勝ち残っている最後のオーストラリア人だったので、明日の新聞はきっとデラクワがカナダのブシャードに負けたニュースの方が大きいでしょう。
今、オーストラリアはすべてがオーストラリアン・オープンで、道を歩いていても、コーヒーショップに入ってもテニスの話題が聞こえてきます。
ジャパンオープンも早くこういう国を挙げてのイベントにしたいものですね。
写真はそらちゃんだと思って見に行ったそら君です。
佐藤直子