ウィンブルドン3日目。
センターコートの芝も、まだ青々としている。
日毎に芝が剥げてきて、ボールが早くなる。
当然、ボールのイレギュラーも多くなる。
今日のセンターコートのメインの試合は、男子シングルス2回戦、ジョコビッチ対トンプソン戦だ。
ジョコビッチがコートに入って来ると、会場の雰囲気は一変、王者の風格が漂う。
一瞬にしてその場をドミネートする力がある。
我々の席から10メートル先に、ジョコビッチがいる。
幸せな瞬間だ!
トンプソンは、強力なサーブとボレー、そして芝の巧者として知られていて、ジョコビッチにとってやり易い相手ではない。
試合が始まり、予想通りトンプソンは素晴らしいプレーを連発していた。
そのトンプソンのプレーをしっかりと受け止めるジョコビッチは、やはり別格か?
結果は6-3. 7-6. 7-5
素晴らしい試合だった。