ジョコビッチが膝の故障で準々決勝を棄権し、シナーが準決勝へ進んだことにより、シナーが世界No.1になることが決まった。
シナー対デミトロフ戦は、勿論見応えがあった。
デミトロフは、数少ないバックハンド片手打ちのプレーヤーであることで、凄く興味があった。
僕も片手打ちだが、片手打ちはバックハンドの威力が足りないこと、また相手に攻撃されないようにスライスとトップスピンを上手く使い分けなきゃいけないことの難しさがある。
デミトロフは引退したフェデラー2世と言われる位、プレースタイルが似ている。
ミスが多い時はあるが、攻撃的なフォアハンドとボレーそしてバックハンドスライスとトップスピンの使い分け等、見ていて感心させられる。
ただ、シナーと比べて、やはりミスが多い。
優勝候補の一角、シナーの完勝であった。
準決勝、決勝が待ち遠しい。