ダブルスでサーブ&ボレーをしない選手は基本的にストローカーでクレーコートが得意な選手が多いです。全仏オープンまではポイントと賞金の稼ぎ時です。今回は来週から開幕するバルセロナオープンのダブルスについて書きたいと思います。
ボパンナ/クエバス組
今週開催のモンテカルロのマスターズで決勝に進出しているペアです。クエバスがサーブ&ステイバックでプレーします。1回戦でいきなり第1シードのコンティネン/ピアースと対戦です。今週のモンテカルロの3回戦でも対戦していますが、マッチタイブレーク13-11の接戦でボパンナ/クエバス組が勝利しています。
メルゲア/クレシ組
今シーズンはイングロットと組んでいたメルゲアですが、先週のハッサン2世グランプリ、今週のモンテカルロと2大会続けてクレシと組んでおり、今回もクレシと組んでのエントリーです。(ハッサン2世グランプリではイングロットも別の選手と組んで出場していたので、メルゲア/イングロットのペアは恐らく解散したのでしょう。)モンテカルロでは1回戦でダブルスとはいえチリッチを破っており、調子はまずまずといったところでしょう。今大会はノーシードですが、1回戦は予選上がりのペアなので初戦は突破したいところです。
フェリシアーノ・ロペス/マルク・ロペス組
このところあまりパッとしなかったこのペアですが、モンテカルロでは決勝に進出してきました。クレーシーズンで復活してくるところはさすが昨年の全仏優勝ペアです。地元の大会ですし、当然優勝を狙ってくるでしょう。1回戦はクボット/ミーシャ・ズべレフと対戦です。
ドディグ/グラノイェルス組
シングルスはともかくダブルスでは一時の不調を乗り越えた感じのこのペアです。グラノィエルスにとっては自国開催の大会ですし、欲しいタイトルなのは間違いないでしょう。1回戦はゴフィン/エルベールという変わったペアと対戦です。
カレーノブスタ/フェレロ組
今回最も個人的に注目しているのがこのペアです。引退して今は自分のアカデミーの運営に専念しているフェレロがワイルドカードで出場です。正直現役のときからダブルスの強い選手という印象は全くないですが、やはり久しぶりのツアーでのプレーは気になります。パートナーのカレーノブスタは昨年の全米オープンダブルスで準優勝している選手です。相手はマトコウスキ/ネスターというベテラン強豪ペアですので、いかにパートナーが強いとはいえ、勝つのはかなり厳しいですが、いいプレーが見たいです。
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