ウインブルドンは男子ダブルス3回戦が行われ、ベスト8の内7ペアが決まっています。
2回戦でエルベール/マウを破ったクラーク/ウィリス組は、今季芝で好調のマラチ/パビッチ組にストレートで敗れました。この試合では途中でクラークのスマッシュがマラチの股間を直撃するというハプニングがありました。ワンバウンドしているとはいえスマッシュですから強烈です。しばらく倒れて動けなくなってしまったマラチですが、心配するお客さんと相手ペアに「大丈夫、子供が二人いるから」と言っていました。なんだかぶっきらぼうなイメージのマラチでしたが、意外とユーモアのある人なのかもしれません。こちらがその動画です。
当ブログで推しているドディグ組、メルゲア組はいずれもフルセットで敗退してしまいました。ドディグ/グラノイェルスは全仏に続きハリソン/ビーナス組に敗退です。全仏でも感じましたがハリソン組は勝負強いですね。メルゲア/クレシはクボト/メロに2セットアップから逆転負けです。メルゲア組は優勝候補のクボト組の大きな壁になるとは思っていましたが、予想通り大接戦でした。ただ2セットアップまでいったなら勝ちきって欲しかったというのが正直な思いです。
準々決勝のカードは次の通りです。
コンティネン/ピアース vs ハリソン/ビーナス
今年の全豪チャンピオンvs全仏のチャンピオンの対決です。ランキング的にはコンティネン組ですが、私はハリソン組の勢いと勝負強さが気になります。
クボト/メロ vs Daniell/Demoliner or Skupski/Skupski
Daniell/Demoliner vs Skupski/Skupskiのカードだけまだ3回戦が終わっていません。どちらもノーシードです。イギリスのSkupski組は兄弟で左利きのケンが兄、右利きのニールが弟です。普段はチャレンジャーをメインに出ています。どちらが勝ってもグランドスラム初のべスト8です。
Podlipnik-Castillo/Vasilevski vs Mektic/Skugor
今大会のダークホース対決です。4選手の中ではMeticのランキングが48位で、これが一番高いランキングです。グランドスラムでのベスト8は全員初めてで、Vasilevskiに至っては今大会がグランドスラム初出場です。
マトコウスキ/ミルニー vs マラチ/パビッチ
今シーズンの芝で好調のマラチ/パビッチがしっかり勝ち上がってきました。古豪のマトコウスキ/ミルニーは手強いですが、マラチは当ブログで推している「サーブ&ボレーしない選手」なので頑張って欲しいです。
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