全豪オープンが終わってしまいました。
残念ながら男子決勝を表彰式しか見られなかったのですが、フェデラーの涙は印象的でした。グランドスラムタイトル20個目、全豪だけでも6回目の優勝で、もうありとあらゆることを成し遂げた人が、まだ優勝してこんなに嬉しいものなのかと。この素朴さこそフェデラーの強さの秘密なのでしょうか。とても感激しました。
男子ダブルスはマラック/パビッチが優勝しました。これで今年の戦績は14勝0敗。本当に勢いがあります。相手が違うのでそのまま比較はできませんが、ウィンブルドンのときに比べるとマラックがのびのびとリターンを打っていた印象です。特にフォアのリターンはよく決まっていたように思います。本人もスローハードが得意と言っていますから、全豪との相性がやはり良かったのでしょう。37歳にしてグランドスラム初優勝ということでスピーチのテンションが若干高めだった気がします
今週はデ杯があるのでツアートーナメントはお休みです。アメリカ、オーストラリア、フランスでチャレンジャーが開催されています。
アメリカ・テキサスのチャレンジャーには錦織がエントリーしていますが、なんとまたノビコフと対戦のようです。ダブルスには第1シードにパエスがエントリーしています。
オーストラリアのチャレンジャーは第1シードにマルセル・グラノイェルスがエントリーしています。去年はドディグとのダブルスで活躍しましたが、シングルスのランキングは100番以下まで落ちてしまいました。今シーズンは初頭からチャレンジャーを回っていて、なんとかランキングを戻そうと頑張っています。ところが、今大会は1回戦を勝つと弟のヘラルド・グラノイェルスと当たってしまう可能性があるのです。ヘラルドは世界ランキング375位の28歳、兄のマルセル以上に切実にランキングを上げたい状況の選手ではあります。兄としては大変複雑な心境なのではないかと思います。ちなみにグラノイェルス兄弟は今大会はダブルスにもペアで出ています。
フランスのチャレンジャーの第1シードは去年ジャパンオープンにも出場したチチパスです。チチパスも今大会弟のペトロス・チチパスとペアを組んで出場しています。
~追記~
グラノ イェルス兄弟の兄弟対決は結局2回戦で実現し、兄のマルセルが6-3 6-4で勝利。しかし続く3回戦で敗れてしまいました。一方、ダブルスは兄弟で見事優勝し、今季2勝目をマークしました。どうやら兄弟の絆が… みたいなことはなかったようです ちなみに この大会のダブルス2回戦では日本の仁木拓人/高橋悠介のペアにも勝利しています。
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