2018年 9月29日(土) 練習試合
J.マレー / B.ソアレス 10-7 4-7 高橋悠介 / 綿貫陽介
アリーナ1のシングルス4試合目が終わった時点でだいたい午後5時半ぐらいだったのですが、その後のダブルスの試合は7時開始となっていて、少し時間が余りました。その時間に表れたのがマレー / ソアレスと高橋 / 綿貫のペア。最初はコートをシェアしてそれぞれ別々に練習していたのですが、なんと最後にマッチタイブレーク方式で試合をすることに。これは思わぬサプライズでした。お客さんは多くはなかったもののそこそこには残っていました。この時間まで残る人たちはやはりダブルスも好きな方が多かったようで、ポイント間には本当の試合さながらに拍手が起こるなど、雰囲気が良かったです。
練習試合とは言え両ペアともサインプレーをしていて、結構しっかり試合をしていました。ただ、その中で笑顔が見られる場面もあり、真剣かつ和やかなムードだったと思います。観客としてもシングルスの試合観戦で疲れた後にゆったりと観られる程よいイベントでした。
日本ペアも強い突き玉を打つなど善戦しましたが、流石に百戦錬磨のマレー / ソアレスが甘いリターンを逃さずポーチしてきましたし、日本ペアがサインプレーで前衛を動かしてきたときも逆をついたリターンが良く通っていたように思いました。セルジャッチでコートチェンジも無かったため、お客さんでスコアを正確に追えていた人はいなかったと思いますが、途中でソアレスが「7-7」とコールしてくれて、そのコールの後マレー / ソアレスが3ポイント連取したので、10-7でこの試合はマレー / ソアレスの勝利でした。
マッチタイブレークが終わったあと、恐らくソアレスの提案でもう1試合やることに。今度は通常のタイブレーク方式だったようで、6-4の綿貫のサーブでマレーのリターンがアウトになり、そこで試合が終わりました(ちなみにこの時もソアレスが途中からスコアをコールしてくれたのでいくつで終わったのかわかりました)。
これは私の推測なのですが、恐らくタイブレークをもう1試合やったのはマレー / ソアレス側の配慮だったのではないかと思います。この後に日本ペアはダブルスの予選が控えていたので、練習試合とはいえ直前の試合で負けたまま本番の試合に臨ませるは悪いと思ってくれたような気がします(残念ながら日本ペアはキリオス / セレタニー組に大接戦の末敗れました)。
練習試合の後にソアレスはかなり長い時間をかけてファンのサインに応えていました。さっそくインスタグラムにこの日の写真をアップしてくれていたりと、ファンサービスが丁寧です。今回で4年連続の来日ですが、ぜひとも楽天のタイトルを取ってもらい、この先何年も日本に来続けて欲しい選手です。
追記:この練習試合の模様がyoutubeにアップされていました→こちら
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