カテゴリー別アーカイブ: 観戦記

2017年 楽天ジャパンオープン観戦記10/3

男子ダブルス1回戦

J.ロジェ/ H.テカウ 6-7(5) 6-2 10-5 F.ロペス/ M.ロペス

左がロジェ/テカウ組、右がロペス/ロペス組

左がロジェ/テカウ組、右がロペス/ロペス組

先の全米オープンの決勝のカードの再現ということで、ネット上ではかなり話題になっていましたが、実際のお客さんの入りはというと…DSC_0005

こんな感じで、グランドスラムタイトルを持つペアを迎えるにしてはちょっとさみしかったかなと思います。センターコートでラオニッチの試合が始まってしまったことと正午の開始でかなり日差しが強かったこともあるのかもしれません。応援はロペス組の方が8:2ぐらいで多かった気がします。

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昨日試合をした松井俊英もこの試合を観戦していました。

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これはテカウのサーブの写真です。ちょっとわかりにくいのですが、影を観て頂けるとトスを上げる位置に太陽が重なってしまうのがわかると思います。第1セットは全てテカウはこちらの側からのサーブだったのでかなり眩しかったと思います。DSC_0023

こちらはマルク・ロペスの2ndサーブに対してリターンダッシュするロジェです。全米決勝同様、マルク・ロペスのサーブに対してはほとんど全てリターンダッシュをしていました。

試合の展開としては第1セットはオールキープでタイブレークとなりました。両ペアともブレークポイントはあったのですが、後1本を取らせないところが流石でした。特に驚いたのがマルク・ロペスのサーブで普段は150km/h台のサーブが多いですが、今日は170km/h超えるサーブを打っていたので、かなり彼としては打っていたと思います。タイブレークも1ブレーク差という緊迫の展開で第1セットはロペス組が取りました。しかし、第2セットはそのマルク・ロペスのサーブを2度ブレークされてしまい2-6で落とします。マッチタイブレークでもロペス組は2本のダブルフォルトがあるなどサービスキープに苦しみ、お客さんの応援もむなしくフルセットで敗退となりました。勝ったロジェとテカウはかなり時間をかけてお客さんのサインや写真撮影に応えてくれていました。

これはおまけです。第2セット開始時点のフェリシアーノ・ロペスです。ズボンの裾がまくれ上がっているのですが、太腿が太いからなのか、なかなか戻らずそのままになっていました(笑)DSC_0024

下が本来の丈の長さ。DSC_0026

 

 

男子ダブルス1回戦

マクラクラン勉/ 内山靖崇 6-2  6-7(5)  10-7 T.ヒューイ/A.シャマスディン

手前がヒューイ/シャマスディン、奥がマクラクラン/内山

手前がヒューイ/シャマスディン、奥がマクラクラン/内山

 日本人ペアの試合ですが、なぜか組まれたのはshowコート(コート1)でした。ちょうどセンターコートでダニエル太郎の試合が行われていたこともあり、お客さんの入りはこんな感じでした。DSC_0036

試合は第1ゲームでマクラクランのリターンエース2本が決まるなどあり、日本ペアがいきなりブレークに成功。結局2ブレーク差をつけて第1セットを取ります。しかし、第2セットはヒューイ/シャマスディンに先にブレークを許して、日本ペアが追いかける展開に。そして中盤あたりから、この試合の熱量は急に高まります。というのはセンターコートでダニエル太郎が割とあっさり負けてしまい、次のセンターコートの試合が始まるまで時間が空いてしまって、有明の会場で試合が行われているのがこのコートだけになったのです。その結果、お客さんのほとんどがこのコートにやってきて、ダブルスの試合でShowコートに満員のお客さんが入ったのです。DSC_0052

こうなると会場の雰囲気も日本応援ムードが高まります。その期待に応えるかのように日本ペアが4-3の場面での相手サーブでブレークに成功し、タイブレークへ。タイブレークでは5-4で日本ペアのサーブ2本という局面があったのですが、この2本を両方日本ペアが落としてしまい、第2セットはヒューイ組が取りました。劇的だったのはマッチタイブレークでも8-7で日本ペアのサーブ2本という、第2セットと同じような局面が来たことです。この2本を今度はきちんと取りきって日本ペアの勝利となりました。

試合後のマクラクラン

試合後のマクラクラン

試合後はマクラクランも内山も時間をかけてサインや写真撮影の要望に応えてしました。特に私はマクラクランにとって良かったな、と思っています。先のデビスカップでの起用は、正直勝利を期待されての起用ではなかったので、日本人選手としての初陣としては気の毒だったと思います。今回満員のお客さんに応援されての勝利を経て、大げさかもしれませんが私は初めてマクラクランが日本チームの一員になったような気がしました。今回の相手はトップレベルとは言い難いですが、ツアーレベルの選手に対する勝利であることは間違いありません。俄然日本のデビスカップが楽しみになりました。

 

男子ダブルス1回戦

D.イングロット/ D.ネスター 6-4 7-6(1) R.ハリソン/ M.ビーナス

奥がイングロット/ネスター、手前がハリソン/ビーナス

奥がイングロット/ネスター、手前がハリソン/ビーナス

現役のレジェンドともいうべきネスターの登場にも関わらずお客さんの入りはというと…DSC_0073

内山/マクラクランの試合の後、さーっと人がいなくなってしまいました冷や汗 (顔) 同時刻からセンターコートでティエムの試合が始まってしまったので、そちらに行ってしまった人が多かったのだと思います。そもそも開始が7時近くと遅かったので、試合中に帰られた方もいらっしゃいました。ただ、残っていた方はやはりマニア層なのだろうなという感じで、(私も含め)ネスター組を応援される方がちらほらいました。

第1セットはビーナスのサービスゲームで40-40となったワンチャンスをネスター組がものにして、その1ブレークを守りきって6-4で先取。第2セットは双方1ブレークで進みタイブレークへ突入しました。タイブレークではハリソン/ビーナス組の持ち味の強打がミスとなってしまうことが重なり、割とあっさり決着がつきました。

サーブを打つハリソン。全仏ではステイバックしていましたが、この試合ではサーブ&ボレーを多用していました。

サーブを打つハリソン。全仏ではステイバックしていましたが、この試合ではサーブ&ボレーを多用していました。

試合後のイングロット、ネスター

試合後のイングロット、ネスター

実は第2セットでネスターがコーラを用意して欲しいという要求をしていたようなのですが、それが試合終了と同時にネスターのもとに届くという珍事があり、これにはさすがのネスターも苦笑いでした冷や汗 (顔) それほどお客さんがいなかったこともあるのかもしれませんが、サインを求めに来た人にはほとんど全員にこの二人は応じてくれていたように思います。

これまであまり意識したことがなかったのですが、ネスターリターンのコントロールが非常に良い選手だと感じました。下の写真は別日に撮影したネスターのリターンの練習なのですが、結構ヘッドを落としているのがわかると思います。リターンの時でもネスターは、手首を鋭く使って回転をかけて相手の足元に沈めるボールを打っていました。あくまでもイングロットのリターンとの比較ですが、ネスターのリターンの方が浮かずに返球されることが多かったように思います。実際、ディサイディングポイントではほとんど話合うことなくネスターがリターンをしていたので、このペアではディサイディングポイントはネスターと決めているようです。ネスター リターン

私が何よりホッとしたのはネスターの東京最後の試合がこの閑散としたShowコートにならなくてよかったということです冷や汗 (顔)この次の対シュワルツマン/ティエム戦はこの1回戦の時点で翌日のセンターコートで行われることが決まっていました。やはりネスターほどの選手には、いいコートでたくさんのお客さんの前でプレーしてもらいたいものです。実はそのセンターコートでの試合もこのブログを書いている時点では終わっているのですが、それについてはまた後ほど書きたいと思います。

 

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カテゴリー: ジャパンオープン, 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 23:21 | コメントをどうぞ

2017年 楽天ジャパンオープン 観戦記10/2

10月2日 ダブルス1回戦

D.シュワルツマン/ D.ティエム 0-6  2-6 松井俊英/杉田祐一

左が松井/杉田、右がシュワルツマン/ティエム

左が松井/杉田、右がシュワルツマン/ティエム

松井/杉田ペアに期待していただけにとても残念でした。結局杉田と松井が1回ずつ自分のサーブをキープした2ゲームしか奪えませんでした。この4人の中で観ていて一番躍動感があってかっこよかったのは松井のプレーだったと思います。しかし、その松井がいいボレーを打っても、シュワルツマンとティエムがよくそれを返球してくる上に、その返球が甘いボールにならず、結局日本ペアにミスが出てしまうことが多かった気がします。

試合が終わった後はティエムとシュワルツマンがサインボールをラケットで打たず、サッカーのようにボールをキックしてスタンドに飛ばすというパフォーマンスを披露してくれました。

注目度の高いカードのためか、ダブルスにしては結構お客さんが残っていました。

注目度の高いカードのためか、ダブルスにしては結構お客さんが残っていました。

松井選手。眼鏡をかけて登場。ネットプレーは流石でしたが…

松井選手。眼鏡をかけて登場。ネットプレーは流石でしたが…

杉田のサービスゲーム。ステイバックでプレーしていました。

杉田のサービスゲーム。ステイバックでプレーしていました。

松井のサービスゲームはサーブ&ボレー。

松井のサービスゲームはサーブ&ボレー。

ティエムのサービスゲーム。ティエムもシュワルツマンもサーブ&ボレーはせず、ステイバックしていました。

ティエムのサービスゲーム。ティエムもシュワルツマンもサーブ&ボレーはせず、ステイバックしていました。

残念ながら試合時間はたったの52分。

残念ながら試合時間はたったの52分。

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カテゴリー: ジャパンオープン, 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 01:12 | コメントをどうぞ

2017年 楽天ジャパンオープン 観戦記9/30,10/1

9月30日 ダブルス予選1回戦 

島袋将/上杉海斗 7-5 7-6(6) M.ミルニー/P.オズワルド

正直、ミルニー目当てで観に行った試合で、当然ミルニー組の圧勝だろうと思っていたのですが、驚きました。日本ペアの勢いが終始落ちませんでした。特に二人の突き玉が素晴らしく、ツアーレベルのペアのボレーミスを引き出していました。島袋はサーブ&ステイバック、上杉はサーブ&ボレーと、プレースタイルが異なるところもおもしろかったです。第1セットのセットポイントが40-40でのネットイン、マッチポイントも上杉のリターンがフレームショットでロブになって決まるなどの運も味方につけ、ツアーレベルのペア(それもミルニーは元世界1位)を相手に見事な勝利だったと思います。これは日本ダブルスの夜明けが来たかなと思ったのですが…。

 

10月1日 予選ダブルス予選決勝

T.ヒューイ/ A.シャマスディン 6-2 6-2 島袋将/上杉海斗

左が日本ペア、右がヒューイ/シャマスディン組

左が日本ペア、右がヒューイ/シャマスディン組

ヒューイ/シャマスディン組が昨日の結果を受けて、日本ペアのことを非常によく研究してきたのが伺えました。島袋も上杉も基本的にはシングルスの選手であり、強打でウィナーを取ることで乗ってくるペアであることを踏まえ、そうさせない作戦を取ってきたように思いました。具体的には早い段階で前衛側にボールを集め、ボレーボレーの対決に持ち込んで、後衛に突き玉を打たせないパターンが多かったです。共に大学生の若い二人にパワーでは勝てなくても、細かいショットの応酬なら負けないことをよくわかっていた気がしました。並行陣となる上杉のサービスゲームではリターンからのロブを上手く使っていました。第1セットを2ブレーク差をつけられて取られてしまい、勢いを止められてしまった時点で勝負ありという印象です。不思議なもので相手ペアに主導権を取られてしまうと、昨日はあれほど有効だった日本ペアの突き玉がことごとく相手のボレーに捕まってしまいました。特にヒューイのドロップボレーが見事でした。ヒューイ/シャマスディン組はこれで本戦入りですが、試合中に日本よりだったジャッチが続いたこともあり試合後も特に喜ぶわけではなくこんな表情で…冷や汗 (顔)

ダブルス予選決勝 試合後

それでもファンからの写真撮影やサインの要望は時間をかけて応えてくれていました。日本を嫌いにならないでくれるといいのですが…。このペアは本戦初戦でも日本ペアのマクラクラン/内山と対戦になります。

 

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カテゴリー: ジャパンオープン, 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 02:39 | コメントをどうぞ