2018年 9月29日(土) ダブルス予選1回戦
F.マルタン / G.シモン 3-6 6-3 12-10 M.ミルニー / P.オズワルド
ミルニー(左)とオズワルド。試合開始の45分ぐらい前からコートに入って練習していました。
ボレー対ストロークの練習。オズワルドはこのまま試合までずっとコートにいました。
マルタンとシモンが入場
一旦着替えに戻っていたミルニはー後から遅れて再入場
コイントス。シモン以外は190cm以上の長身です。
元ダブルス世界ランキング1位のミルニーと人気選手のシモンの登場…だったのですが、ちょうど同じ時にアリーナ1で高橋/綿貫組とキリオス組のダブルスの試合が始まったので、お客さんはほとんどそちらに行ってしまいました。ただ、シモンの応援でフランス国旗を持って応援されている方も何人かいました。
微妙な入りのお客さん
何故か動かなくなってしまったスコアボード
スピード表示も動かなくなってしまいました。
オズワルドのサーブから試合スタート
試合は第6ゲームマルタンのサーブでこの試合初のディサイディングポイントを迎えます。オズワルド/ミルニーがここをブレークし、この1ブレークを守って6-3で第1セットを取ります。
第2セットは今度は第6ゲームでオズワルドのサーブをマルタン / シモンがブレークし、6-3で取ってマッチタイブレークへ。
第4ゲーム、シモンのサービスゲーム。ストローカーのシモンですが、サーブ&ボレーをしていました。
ネット際での攻防
シモン以外は皆ダブルス専門の選手でしたが、ネットプレーでシモンも負けていませんでした。この後鮮やかなアングルボレーを決めます。
ボールパーソンからボールをもらうミルニー。多くの選手が3球もらって2球選びますが、この選手はいつもボールパーソンから2球もらって選ばずそのまま使っていました。
ミルニー(左)とオズワルド
シモン(左)とマルタン
マッチタイブレークでは先にミルニー / オズワルドがブレーク。その後マルタン / シモンのナイスリターンが続き逆に1ミニブレークアップ。しかし、土壇場でミルニー/オズワルドがブレークバックして追いつくという白熱した展開になりました。10-10で迎えたミルニーのサーブで、シモンのリターンがネットイン。なんとかミルニーはこのショットを返したのですが、甘く入ったところを決められてしまいました。続くシモンのサーブで前衛のマルタンが鮮やかにポーチを決めて試合終了となりました。
マッチタイブレークでシモンのスマッシュが(ワンバウンドはしましたが)ミルニーに当たってしまうというハプニングがありました。シモンが何度も謝っていました。
マッチタイブレーク9-9の時に隣のコートではマッチタイブレーク11-11というスコア。どっちの試合を観たものか、という状態でした。
試合終了
試合終了後、なぜか両ペアともすぐには退場せず、ちょっと休憩。
勝ったマルタン / シモンは本戦1回戦で第1シードのコンティネン / ピアースに勝利してベスト8進出。次のラウンドでハーセ/ミドルコープと対戦します。
敗れたミルニー / オズワルドはこれで楽天オープンに関しては2年連続予選1回戦負けになってしまいました。昨年の試合でも相手ペアのラッキーなフレームショットで試合を決められてしまいましたが、今年も勝負所でコードボールがあり、どうも運がないペアです。特に41歳のミルニーのプレーを観られる機会はもうそう多くはないでしょう。来年こそは本戦での活躍が観たいです。
退場の際、スタンドに笑顔で手を挙げてくれたミルニー。
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