この記事も第三話目、思ったより長くなっております
90年からはまた新しい風が吹き始めます。
サンプラスが先に注目を浴びていたアガシに全米で勝ち突然優勝します しかし突然といってもちゃんと布石はあり、前年の89年の全米でディフェンディングチャンピオンのビランデルが一回戦で負けてしまうんですが、ナントその相手がサンプラスだったのです 90年ではベスト8でずっとかわいがってもらっていたレンドルに勝ち、次にマッケンローに勝っての優勝でした。何か時代の変わり目を感じずにはいられないですね。。
この頃はエドバーグも対レンドルの勝ち方を身につけてベッカー・エドバーグの下にこれから上がってくるサンプラス、アガシ、クーリエ達がいる時代です でもレンドル以降、彼のような絶対王者みたいな選手はサンプラスまでいなかったように思います。サンプラスは93年から90年代王者として無敵の時期が長くありました。そして90年代の最後の最後からアガシの逆襲が始まります。
95年に一時ランキング1位になりますがその後は大きくランキングを落とします。しかしその後奇跡の復活をして99年の全仏で大逆転の優勝。そこからはサンプラスもたタジタジになるようなテニスをした時もあり、今まであった浮き沈みの波も消えて抜群のフィットネス を携えた王者の強いテニスを展開します。昔はムラっけがありましたがブラッド・ギルバートと取り組み、スイッチが入ったアガシを見た時は
「とうとうアガシが本来の姿を表してくれた」
と感激しました
アガシが契約した二人のコーチ、ギルバートとダーレン・ケーヒルのそれぞれ考えていたと思われるアガシへの戦術アドバイスについてはまたいつか書きたいと思います。。
90年代はこの2大スターが目立ちますが後期にアガシが低迷していた頃、それまであまり見たことないストローク戦を展開する選手が彗星のように?サンバのリズムに乗って現れます。
そうです、グーガことグスタボ・クエルテンです
「あ、あ゛ぁ~(わざとらしい?) 時間が 」
グーガの男前のストローク戦術についてはまた…
どうぞお楽しみに