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コナーズからフェデラーへ4

こんばんわぁ三日月  
 
グーガも答えの3人のうちの1人になる要素があるかなと
思いますが今日も続きをお読みください…
(ちなみにこの記事は7年前のものでした)
 
そういえば、若い方はグーガなんて言われても誰だか分か
らない方も多いですかね冷や汗 (顔)  

カッコいいですから是非you tubeで探していただきたいですぴかぴか (新しい)

グーガが好調のときのストローク戦は意図的にベースライン
真ん中にいる相手に向かって強く重い球を体めがけて打ち込
んでいって相手のラケットを弾きダッシュ (走り出すさま) 甘くなった変球を更に打
ち込んで決めるという形がよく見れました。

この戦術は今の選手達、女子でもセレナやエナンにまで見ら
れるようになり、グーガのNo.1達成から10年近く経って
また再び出てきたなぁと思っています。コースをついてポイ
ントを取るテニスの定石からは発想できない、大胆でオット
コ前なやり方だと思いましたムード  

そしてこのあとテニス界に大きな変化をもたらす選手が1位
になります。3人のうちの2人目、誰でしょうかほっとした顔

ダラララララララララーーー(ドラムロールの音)
 
ランるんるん (音符)

答えの2人目はレイトン・ヒューイットですぴかぴか (新しい) ヒューイット
はレンドルと似てレシーブが上手く、流れの中でも前に来た
相手をパッシング(パス)で抜くのが得意でした。

打てる球もわざと「オラ打って来いよ~るんるん (音符) るんるん (音符) 」と浅目に弱く
低いバウンドになるように打ち、前におびき寄せてパスの嵐
を浴びせ、ボレーされても驚異的なフットワークで追いつき
面白いように抜き去っていますダッシュ (走り出すさま)

振り返るとこの時期他の選手たちは王者ヒューイットを相手
にこの「ハイハイ前来いよ~」の誘い球を打ち込んで決めら
れるほど技術的にも余裕がなかったのだと思います。

今と比べて当時の技術では低く浅い中途半端な球を常に一発
で決めるような選手はほとんどいなかったと思います。それが
できなかったために「普通にアプローチしたら抜かれる、無理
したらミスる、ベースライン同士でも結局攻めないと勝てない
から左右に振ろうとするけどヒューイットのフットワークにや
られたり、その動きを恐れてミスになりうまくいかなくなる」
というパターンをよく見ました冷や汗2 (顔)

とにかく苦手とする全仏以外でヒューイットに勝つには「誘い
球」を決めるか、ベースラインからストロークで完全に体勢を
崩すことしかなかったのです。それを実現できるようになった
最初のプレーヤーが最後の答え、ロジャーフェデラーですぴかぴか (新しい)
いろんな見方がありますが彼の一番の特徴的な武器はフォアハ
ンドだと思います。このフォアはおそらくヒューイットに勝つ
には何が打てればいいかを考えた結果のように思われるほど…

単なるトップスピンではない「エッグボール」と言われるボー
ルが生きてるように高く弾んだり伸びたりするトップスピンを
ミスなく打てるようになり(3位とか5位の頃は打とうとして
よくフレームショットがありました)このショットの弾道の低
いバージョンを打つことによってサービスラインくらいからの
短い距離のフォアでもガツンと打ってコートの左右に打ち込め
るようになりました。

エッグボールは身につければ強く打ってもボールが入るし、相
手も打ちづらいので試合では最高の武器になります手 (グー)
みなさんのご要望があれば中上級クラスのレベルになりますが、
そのうちいつも担当している「単発テーマ別1日レッスン」で
もテーマに取り上げたいと思います。。

これによってヒューイットは「誘い球」が通用しなくなり、少
しでも甘っかったらカンタンに決められてしまうので、あれだ
け強かった王者ですがフェデラーに勝てなくなっていきますがまん顔

つまりヒューイットは相手を追い込むために使っていた「誘い
球」がきっかけでフェデラーに敗れることになるのです…

だんだんこの話も終わりに近づきました。
次回が完結になりそうです夜

カテゴリー: 未分類 | 投稿者sugijiro 19:50 | コメントをどうぞ