こんばんは!貴男です。
今日の東京は、思ったよりも天気が良かった?悪かった?たぶん場所によって雨の降り方や晴れ間に差があったと思います。有明は、朝は晴れていたものの試合開始の10時頃から12時頃まで雨が降ったり止んだりで、試合は何度も中断しながら進んでいました。雨の合間で練習を行い、明日は、体の治療とREC上石神井のジュニアの予定です。ここ数日の練習の成果もあり、少しずつ少しずつ動けるようになってきたし、テニスの感覚も上向きです。
さて全仏オープンも終盤戦に入り、錦織は準々決勝でマレーに挑みました。ゲームのスタートから攻撃的なプレーでマレーのテニスを封じ第1セットをものにしましたが、第2セットは第3ゲームでマレーがサービスキープをしてから一気に流れが変わり、勝負は第3セット以降へ。2度のブレークダウンの状況を跳ね返し、タイブレークに入りますが、それまでにかなりのエネルギーを使っていたせいかタイブレークでは、錦織らしさを出せずにセットカウント1-2になります。
リードしたことでマレーは落ち着きを取り戻し、更に粘り強くラリーをしたり、攻撃的なリターンが増えて、サーブの調子も上がり、第4セットでは一気にゲーム差を付けられて錦織はマレーに破れてしまいました。見ていた方が多い試合だったので、それぞれの見解があっていいし、敗因も様々でしょう。選手本人はもちろんのことチームとしても優勝を狙っているわけですから、けっして満足のいく結果ではないと思います。
ただ前哨戦の出来や体のことを冷静に思うと、あの状態から十分に全仏を楽しませてもらったし、3回戦と4回戦をよく勝ち切ったと思うのは僕だけでしょうか?僕は、トップ100位に入ったこともないし、トップ10の選手に勝った実績もないから、あのレベルで戦い続ける錦織の内面については、あくまでも想像でしかないので、本当のメンタル状況が分からないのが本音です。錦織は、今回で改めてグランドスラムで優勝することの難しさを感じたかもしれないけど、何度も何度も挑戦する姿を見せてください。
何が足りない・・・・体力!?メンタル!?技術!?そんな部類のことではなく、コートの中でもっともっと楽しく戦うことが一番じゃないかと思います。沢山のファンや錦織を支える人々の思いを背負い、子供から大人までに夢を見せてくれる大切な選手だからこそ、プレー中の何気ない笑顔が見たいです。子供の頃に戻れなんて言いませんが、何でプロとしてテニスをしているんだろう!?誰のために戦っているんだろう!?って思った時に必要のないものや雑念が邪魔しているかもしれません。鈴木貴男の独り言でした。
それでは、また・・・・。貴男
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北海道札幌市出身。世界ランキング最高102位。武器はサーブ&ボレー 6歳でテニスをはじめ、堀越学園時代にインターハイで3冠(単複・団体)を達成。1995年にプロ転向。 四大大会では7度の本選出場を果たし、2003年のウィンブルドン選手権と2005年の全豪オープンで2回戦に進出。 また、ジャパン・オープンでは2度のベスト8進出を果たし、2005年には岩渕聡とのペアで日本人ペアとして初のATPダブルス優勝を達成。2006年大会では王者ロジャー・フェデラーから1セットを奪う大健闘を見せた。
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