おはようございます！貴男です。
全豪オープンも残り３日となりました。昨日の大坂vsプリスコバ戦の解説を担当しましたが、大坂がファイナルセット第２ゲームでのピンチを凌いで勝利し、全豪オープンでは初めて決勝戦に進みました。第１セットを完璧なプレーで先取すると第２セットの第１ゲームをブレークし一気に流れを掴みたいところでしたが、ちょっとした気持ちの持ち方でミスが増えたように見えました。
選手というのは調子が良い、エースが量産できていると「もっともっと」という気持ちになる場合があります。テニスというスポーツは相手と戦うスポーツですから、相手より少しだけ自分のテニスが上回れば十分なスポーツです。どんな相手でも圧倒する必要はなく、試合中に何が起こっているか！？リードはしているけど、なぜリード出来ているか！？ということを考えると更に楽しいと思います。
第２セットを落としたもののファイナルセットで盛り返し第３ゲームをブレークしてからのサービスキープは素晴らしかったので、ここまでの経験を生かして決勝戦のクビトバ戦でも大坂らしいプレーを期待しています。男子の準決勝では、ナダルがチチパス相手に攻撃的なプレーの中にも状況に応じた対応を完璧に見せて決勝戦に進みました。今日のジョコビッチvsプイユの勝者と決勝ですが、どちらが勝つのか！？今日は、現地時間１６時から始まる女子ダブルス決勝の解説とジョコビッチ戦のコートサイド解説です。
それでは、また・・・・・。貴男
