フォームから

こんにちは!貴男です。
昨日の段階では、午前中に雨が降る予報だった東京ですが、今のところ曇り空です。今週に入ってからずっと雨が降ったり止んだりで寒かったですからね。ではメッセージに頂いた質問に関連して、僕の考えを書いていきたいと思います。選手のボールを打つフォームですが、それぞれの年代で違った特徴であったり、傾向があるのは使う道具によって変化していったと解釈する方がいいかもしれません。
特にラケット・ストリング・シューズが大きな影響を与え、そこにサーフェスとボールが関係しています。それによって指導者の観点が時代で変わってきたり、流行りというものがあって、選手のフォームが変化していくと思います。一つ例えるなら以前は必死になって体全体を使って回転(トップスピン)をかけて打っていたショットが今は、回転をかけやすい道具を上手く使えば、同じようなボールが打ててしまうことがあります。
それが面白い楽しいと思うかどうかは人それぞれで、ポリエステルのストリングが好きで少し硬い感触がたまらないという人もいれば、ナチュラルストリングのホールド感とボールの引っ掛かりは最高だと感じる人がいるのです。その道具にそれぞれの個性が合わさって、フォームというものが出来上がってくるので、成長と共にグリップの握り方や打ち方が変わって当然であり、戦っているステージによって違いが出るのは当たり前のことだと思います。
そしてフォームというのは、その人の体の特徴(筋力や柔軟性など)があってこそだと思うので、パワーやスピード感を求めたり選手への憧れで真似るのはいいですが、怪我には十分に気を付けて挑戦してください。ボレーとスライスに関しては、パワーとスピードで欲張らないということが大切であり、あくまでも相手からポイントを奪うための一つの手段だと理解できれば、フォームという部分での優先順位が少しずつ分かってくるのではないかなと思います。
それでは、また・・・。貴男


カテゴリー: 未分類 | 投稿者鈴木貴男 11:47 | コメントをどうぞ