2013年の全日本が終了

こんばんは!貴男です。
今日は、男子シングルスの決勝戦を会場で観戦したくて有明に行ってきました。結果は、4度目の決勝で持ち味を出した伊藤選手が6-36-3で18歳の西岡選手に勝ちました。周りから優勝するチャンスがあると何度も囁かれながら手に出来なかった優勝と天皇杯。
その嬉しさと喜びの本心は本人にしか分かりません。サポートしてきたスタッフや家族・応援してきたファンは当然のことながら嬉しい気持ちとホッとした気持ちの両方があることと思います。この優勝を期に来年は、グランドスラムやマスターズシリーズでの活躍を見たいですね。
決勝で負けはしましたが、18歳にして杉田選手と守屋選手に勝った西岡選手は、すでにフューチャーズで優勝経験があるので、今後は更に周囲を驚かせる活躍を期待しています。全日本という舞台は、色々な立場の選手が出場する中で凌ぎを削る大会です。プロだから?ランキングが上だから?経験があるから?勝てる。ジュニア(学生)だから?ランキングが下だから?アマチュアだから?負けてもいい。そんな図式は成り立ちません。
どんな立場でも勝ちたいという思いは同じで、プロがアマチュアに負けてはいけないとか年下に負けたらいけないなんて、そのような判断はしない方がいいと思います。ファイナリストの西岡選手に加え、ベスト4の田川選手とダブルスの決勝に進出した佐野選手の活躍は、更なる努力が必要だと刺激を受けた選手やスタッフもいたことでしょう。
それぞれの活動拠点や今後の方向性は違いますが、彼らがプロの選手よりも劣っているとは思えません。もしかしたら若さゆえの経験やランキングが足りないかもしれないけど、プロに負けてもいいやと思ってコートには入ってないし、プロと言う肩書きだけでプロの選手が彼らに勝てるほど甘くはありません。全日本という舞台は毎年のように感じますが、コートに立てば肩書きやランキングはまったく関係なく、レベルの高いテニスで良いパフォーマンスを維持し、それに加えて勝ちたいという気持ちを上手くコントロールすることです。
トーナメントである以上は、優勝出来るのは1人であり、その他の選手は必ずどこかで負けてしまいます。辛いことです。しかし、少しでも早く立ち上がり次に向かう準備と努力をしなければいけません。もしかしたら自分に言い聞かせる意味で書いているのかもしれませんが、諦めずに自分がやれることをコツコツと積み上げていきたいと思います。
報告ですが、17日のドリームテニスARIAKEに出場することになりました。今回は、ジョン・マッケンローが来日し、もしかしたら一緒にプレーするかもしれません。2011年のマイケル・チャンと2012年のレイトン・ヒューイットも嬉しかったけど、マッケンローとテニスが出来ると思うと今からドキドキです。あの満員の観衆の中で少しでも良いパフォーマンスが出来るように最高の準備をして、それが今後に生きるものと信じドリームテニスを楽しみたいと思います。
それでは、また・・・・・。貴男


カテゴリー: 未分類 | 投稿者鈴木貴男 19:39 | コメントをどうぞ