感じたこと

おはようございます!貴男です。
昨日の札幌は、まるで梅雨時のような天気の一日でした。もっと気温が低くなるかと思いましたが、肌寒くは感じるものの予想よりは寒くはないです。
さて札幌に滞在中にジュニア達と接する機会で様々なことを感じたので今後の参考までに書いておきたいと思います。北海道は約半年ほど雪のためインドアコートで練習をする環境にあり、どうしてもボールの速さを求めてしまったり粘り強さに欠けてしまう傾向があります。決して全員がそうだということではなく、インドアとなるとカーペットコートが多くハードコートだとしてもベースラインの後方が狭かったり、横も狭い可能性があり、下がって守るという概念が植え付けられにくいものです。
外のコートで練習を始める頃には大会(全国大会の予選)があったり、フットワークやポジショニングを生かしてプレー出来るようになった頃(夏から秋頃)が終わると、季節が急に進み寒くなって雪が降り始めるという繰り返しです。この現状の中でレベルを上げるためには、コーチの協力はもちろんですが、選手それぞれが与えられた環境下でもっと細かい部分を考えながらプレーをするしかないと思います。
ボールの速さだけで勝負をしない、相手の体勢が崩れたり攻撃するチャンスがあれば怖がらずネットプレーをする。ネットプレーでは、決めることだけを考えずにポジショニングやアプローチショットのコースを学び、打つ球種についても正しい判断が出来るようになるといいですね。色々な球種やパターンを使う大人の方とラリーしてもらったり、自分よりもレベルが低い人とでもボールの速さを封印して我慢強くラリーをするのもいいと思います。
そして何よりも自分の持っている能力を本人はもちろんのこと、支えるコーチと家族がもっと信じることです。持っている能力は選手それぞれ違うし、他の人と比べてもレベルが上がるわけではないので、自分はどのように取り組めば上達するのかを真剣に考え、取り組みが正しければ勝てる時期が必ず来るので根気強く頑張ることです。今後もジュニアだけではなく、北海道のテニスファンが少しでも増えて、一般もベテランも更にレベルが上がることを期待しています。
それでは、また・・・・。貴男


カテゴリー: 未分類 | 投稿者鈴木貴男 10:01 | コメントをどうぞ