カテゴリー別アーカイブ: 錦織圭

錦織圭全豪オープン6年連続32強だ!

1月20日(水)、オーストラリアン・オープン
錦織圭の2回戦が行われ、錦織は103位のクライチェック(米国)を6-3,7-6(5),6-3のストレート勝利で32強になった。

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クライチェックと錦織は好敵手、16歳のころIMGアカデミーでのルームメイト、一緒に練習した仲良しらしく、終わった時クライチェックは笑顔で錦織を祝福した。
八百長報道で揺れるテニス界だが、本来はこのような姿だ。

「いいスタートが切れ、良いプレーができた。」と錦織。

「第2セットの5―4まではほぼ自分のしたいプレーができていた。
そこで少し足が動かなり、ミスが増えボールも浅くなった。
3セットでしっかり終われて良かった。」

(朝は雨模様で会場の屋根が閉められインドア状態、相手のクライチェックはサーブも良くインドアだと不利と思っていたので)
「朝起きて雨が降っていた時は相当天気を恨み、できればアウトドア状態でやりたいと思ったが、
自分も強い太陽の光を浴びずに、しかも体力を消耗しないで勝てたのは良かった。」と笑顔の会見だった。

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第1セットの第4ゲームをラブでブレーク、6-3で取る。

第2セットも最初のゲームを15でブレーク、5-4のサーブでセットポイントがあったが、タイブレークに縺れてしまう。
もたつくものの、タイブレークを7-5で取ると、

第3セットは第2ゲームをブレーク、1時間53分で快勝した。

32強は2011年、初の3回戦進出した年から6年連続の快挙だ!

大会データー:2016オーストラリアン・オープン
賞金総額:$44,000,000(約44億円)
優勝賞金(男女同額):$3,400,000(約3.4億円)
準優勝:$1,700,000(約1.7億円)
4強:$750,000(約7500万円)
8強:$375,000(3千7百万円)
4回戦:$193,000
3回戦:$108,000
2回戦:$67,000
1回戦:$38,500(380万円)
128ドロー、ハード
予選1/13-1/16,2016
本戦1/18-1/31,2016
会場:メルボルンパーク ナショナルテニスセンター
メルボルン現地時刻(時差+2時間)

(記事塚越亘 写真 Wataru Tsukagoshi CanonEos7D/TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 19:36 | コメントをどうぞ

錦織圭 全豪1回戦 強敵にストレート勝利

1月18日(月)、オーストラリアン・オープンが始まった。
第7シードの錦織圭は34位のコールシュライバー(32歳ドイツ)を6-4, 6-3, 6-3 の一度もブレークを許すことなくストレートで破り2回戦進出を決めた。

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第1セット、錦織のサーブで始まったオープンング・ゲームはラブゲームで難なくキープ。
5―4で迎えた第10ゲームをブレークし、6―4と先取。

第2セットでは2―1の第4ゲームにブレークに成功。

第3セットも第3ゲームをブレーク。
最後は5―3の第9ゲームをブレークして試合を決めた。

グランドスラム大会は32名がシードされているので、34位と言うのはノーシード選手としては最上位ランキングのプレーヤーだった。

錦織圭インタビュー
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「簡単ではないが、こんなスコアになるとは想像していなかった。
相手が強くてリスペクトしているので、1セットや2セットは取られるのを覚悟していた。」

「サービスゲームでブレークポイントを与えず、ストロークも調子が良くて、リスクを負い過ぎずにアグレッシブにプレーできた。
感覚がいい。
最初から最後まで結構落ち着いていて冷静にプレーできた。」

「日本人男子で、5人も本戦に出られるのは久しぶり。
若い西岡やダニエルはとてもいい経験になると思う。
伊藤選手も杉田選手ももっともっと良くなる。」

「2回戦の対戦相手、クライチェックはサービスが良い。
相手にアグレッシブなプレーをさせないようにしたい。」
「個人的には16歳のころIMGアカデミーでのルームメイト、一緒に練習した仲だ。
やさしい選手、良い友達の一人。」

「良い練習ができているので、自信を持って行きたい。」

大会データー:2016オーストラリアン・オープン
賞金総額:$44,000,000(約44億円)
優勝賞金(男女同額):$3,400,000(約3.4億円)
準優勝:$1,700,000(約1.7億円)
4強:$750,000(約7500万円)
8強:$375,000(3千7百万円)
4回戦:$193,000
3回戦:$108,000
2回戦:$67,000
1回戦:$38,500(380万円)
128ドロー、ハード
予選1/13-1/16,2016
本戦1/18-1/31,2016
会場:メルボルンパーク ナショナルテニスセンター
メルボルン現地時刻(時差+2時間)

(記事森下泰/塚越亘 写真 Wataru Tsukagoshi CanonEos7D/TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 19:20 | コメントをどうぞ

錦織圭トミックに敗れる 複は棄権

2016年1月8日(金)、ブリスベン国際出場中の錦織圭の準々決勝が行われ、錦織は
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地元期待23歳、18位、第7シードのBトミックにフルセットの接戦の末に3-6,6-1,3-6で敗れた。

USオープン優勝ペアーを破り4強になっていた錦織/ディミトロフのペアーだったが、ディミトロフの右肩故障のために準決勝を棄権した。

<<錦織圭 準々決勝詳細>>
●2)錦織圭 3-6 6-1 3-6 〇B.TOMIC(AUS)

第1セットの第8ゲーム、
良いプレーが続いたいたが、一瞬のスキをつかれ、初めて自分のサービスゲームを落とす。
第1セットは3-6で落とした錦織。

第2セットは先にブレーク、3-1とするが、続く錦織サーブの第4ゲーム、
ダブルフォルト!
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15-40とピンチ!

しかしここを踏ん張りキープし4-1、そのまま6-1で第2セットを取り返す。

ファイナル・セット

これで錦織のペースになると見守っていたが、
第2ゲーム、自分のサーブを落とし、0-2となる。

「なかなかうまく行かないな~あ!」とみていたが、
続く第3ゲームをブレーク・バック1-2とした。
さすが、錦織!

こんどこそ錦織ペースになるだろうと期待したが・・・・・・・・、

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今日のトミックはこれまでのトミックと違い、切れることなく、観客の応援をバックに良いプレーを展開する。

流れを変えようと粘っこくあらゆるショットに対応して頑張る錦織だったが、
「彼のリズムにさせてしまった」と錦織が語るように、
大事な場面ではトミックの思い切り良いショットが決まり、挽回のチャンスは来なかった。

残念な敗戦、数ポイントで流が変わりそうだったが。

「まだシーズが始まったばかりなので、結果はあまり考えてない。
全豪に合わせてしっかり準備したい」と、気持ちを切り替えていた。

錦織圭出場の大会データー
大会正式名:ブリスベン国際
ATP カテゴリー250:ATPTour250ブリスベン
賞金総額:$461,330(約5千万円)250ポイント
優勝賞金:$72,000(約1千万円)150ポイント
準優勝:$37,900(約500万円)90ポイント
準決勝:$20,545(250万円)90ポイント
準々決勝:$11,705(130万円)45ポイント
2回戦:$6,900(90万円)20ポイント
大会会場:Queensland Tennis Centre
期間:01/03-01/10/2016

オーダー・オブ・プレー

ブリスベン現地時刻(時差+1時間)
ライブスコア

<<準々決勝>>
●2)錦織圭 36 61 36 〇B.TOMIC(AUS)

<<2回戦>>
〇2)錦織圭 vs ●M.KUKUSHKIN(カザフスタン)

本戦入りした西岡良仁 惜敗!
<<1回戦>>

●西岡良仁 64 36 57 〇L.POUILLE(FRA)
ドローPDF版
ドローネット版
西岡良仁トッププレーヤーのギルビス破り予選突破!
予選ドロー

ダブルスは第1シード、USオープンチャンピオンペアーに勝利!
<<準々決勝>>

〇錦織圭/ディミトロフ 46 61 10-7 ●1)HERBERT/MAHUT(FRA)

<<1回戦>>
〇錦織圭/ディミトルフ 76(5) 62 ●DLOUHY(CZE)/THIEM(AUT)
ダブルスドローPDF

錦織圭この大会後、
18日からはグランドスラム大会、オーストラリアン・オープンだ。
今年クーヨンクラシックは不参加。
だが、1月13日にO.Jasika(AUS)とエキジビションマッチをやる事になった。

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
錦織圭ブログ

(記事&写真 塚越亘/CanonEos7D)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 15:45 | コメントは受け付けていません。

2016年シーズン ブルスベンから始まる

2016年1月6日(水)錦織圭の2016年シーズンが始まった。
最初の大会はブリスベン国際
第1シードはフェデラー、錦織は第2シードで出場。第3はチリッチ、第4シードはラオニッチだ。トップ4シードは1回戦がなく2回戦から。

錦織の初戦の相手はカザフスタンのMククシキン(65位)と対戦、オープニングのサーブを落とすと、第3ゲームでもブレーク・ポイントを握られ0-3になってしまいそうな出だしだったが、そこから挽回、格の違いを見せてストレートで勝利、8強になった。

準々決勝では地元期待の23歳、18位、第7シードのBトミックとの対戦になるだろう?

ところで、おもしろ映像がATPサイトにアップされた。
自分自身に関するデーター、ATPクイズに大苦戦の錦織圭だ!

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ブルスベン錦織圭練習風景 動画

<<錦織圭2回戦詳細>>
〇2)錦織圭 6-3 6-4 ●M.KUKUSHKIN(カザフスタン)

錦織、いきなりオープニングゲームを落とす。
第2ゲームでブレーク・チャンスがあったが、ククシキンがキープする、(0-2)

第3ゲームもブレーク・ポイントを握られる錦織。
(これを落とすと0-3となるところだった)が、キープする。

第4ゲームをブレーク・バック、2-2。

0-30とピンチになるが、キープ、3-2

バックストレートのリターン・エース、30-30とする。
バックのストレートで30-40とするが、14回のラリーでデュース、

2度目のデュース、
10回のラリーを制し、ブレーク、5-3とする。

サービス・エースで40-0、
続くポイントも積極的に攻め、6-3で第1セットを取る。

第2セット

最初のサーブをブレーク

4-3、錦織のサーブ、30-40とブレーク・ポイントを握られる。
がキープ、5-3。

5-4、錦織のサービング・フォ・ザ・マッチ、
40-30のマッチポイント
18回のラリーを制し、準々決勝に進出した。

錦織圭出場の大会データー
大会正式名:ブリスベン国際
ATP カテゴリー250:ATPTour250ブリスベン
賞金総額:$461,330(約5千万円)250ポイント
優勝賞金:$72,000(約1千万円)150ポイント
準優勝:$37,900(約500万円)90ポイント
準決勝:$20,545(250万円)90ポイント
準々決勝:$11,705(130万円)45ポイント
2回戦:$6,900(90万円)20ポイント
大会会場:Queensland Tennis Centre
期間:01/03-01/10/2016

オーダー・オブ・プレー

ブリスベン現地時刻(時差+1時間)
ライブスコア

<<準々決勝>>
2)錦織圭 vs B.TOMIC(AUS)orR.STEPANEK(CZE)

<<2回戦>>
〇2)錦織圭 vs ●M.KUKUSHKIN(カザフスタン)
ドローPDF版
ドローネット版

錦織圭ダブルスも出場 第1シード破り4強!
<<準々決勝>>

〇錦織圭/ディミトロフ 46 61 10-7 ●1)HERBERT/MAHUT(FRA)

<<1回戦>>
〇錦織圭/ディミトルフ 76(5) 62 ●DLOUHY(CZE)/THIEM(AUT)
ダブルスドローPDF

錦織圭この大会後、
18日からはグランドスラム大会、オーストラリアン・オープンだ。
今年クーヨンクラシックは不参加。

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
錦織圭ブログ

(記事/写真 塚越亘/Wataru Tsukagoshi CanonEos7D)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 15:39 | コメントは受け付けていません。

錦織圭 有明に1万人超の大観衆集める

11月28日(土)、今年で5回目になる、毎年恒例のチャリティー・イベント、日清食品ドリームテニスARIAKEが行われた。
このチケットは錦織圭のお蔭で発売初日に完売と言う盛況だった。
収益金の一部は、東北テニス協会を通じて東北地方の復興支援にあてられた。

まずは昨年のUSオープン決勝の再現、錦織圭対チリッチ(8ゲーム先取)
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8-7で錦織が勝ったが、真剣勝負の中にプロの技が見られる。

チリッチは昨年USオープン決勝で錦織を破っている、圭ファンにしては憎き相手だが、本当にナイスガイ(いい奴)だ。
「ジャパンオープンでも日本のファンに温かく歓迎された。
今回も満員の観客の前で圭とプレーできて本当に嬉しい。」と語る。

錦織圭対車いすテニス世界王者・国枝慎吾の対戦(10ポイントタイブレーク)
チャリティーマッチだからこそできる異種テニス競技対決、なんと12-10の大接戦、国枝の勝利!

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「1万人の大観衆の前でプレーでき、無我夢中、最大限楽しんでできた。
車いすテニスを理解し、見てもらう大きなチャンス。
錦織選手は(普通のテニスと違うので)、大変難しかったと思うが、いい感じでやってくれた。」
と国枝、さすが車イステニス世界一の技術を見せてくれた。凄い!

錦織圭の何気なく人を思う行動が自然とにじみ出る素晴らしいシーン、好試合だった。

Dream_koi_20151128_31s
横浜チャレンジャーで優勝し、念願のトップ100入りを果たしたダニエル太郎

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と、若手有望株内田海智のシングルスは4ゲーム先取で行われ、白熱した勝負は4-3でダニエルが勝利。

「こんな1万人を超す熱気の中でできて非常に良い経験ができた。
自分にとってはこんな大観衆の前で試合をやれる事はないだろうけど。」
と控え目に自分の立場を口にしたが、
いや、ダニエル君、君もきっと大観衆を引き付けるプレーヤーになれるよ!
内田海智も頑張れ!

その他にも
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錦織圭とコーチのマイケル・チャン組対チリッチとコーチのゴーラン・イワニスビッチ組のダブルス、
チャン対イワニスビッチのレジェンド・シングルスもあった。(6ゲーム先取)

最初の試合には松岡修造がTV解説をしていたために、コート上での進行役は勤められなかったが、
第3試合からは自ら主審を務めながらしかも解説と言う大サービス、
会場の笑いも誘う。

世界トップの凄いショットもあれば、レジェンド達が道化師のようにふるまい、おかしく楽しいプレーもあり満員の観客をうならせた。

楽しい一日をありがとう!!

(記事by Wataru Tsukagoshi CanonEos7D 写真鯉沼宣之)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 12:10 | コメントは受け付けていません。

錦織圭 自分を出し切ったフェデラー戦

11月19日(木)2015年男子ツアー最終戦、ATPツアー・ファイナル
錦織圭のラウンドロビン最終戦が行われ、錦織は、ロジャー・フェデラー(スイス)に5-7,6-4,4-6で敗れ、2年連続の準決勝進出はならなかった。

しかし超満員の晴れ舞台でグランドスラム大会17勝を誇るフェデラーを相手に互角の勝負、自分を出し切ったテニスを見せてくれた。
観客とTVを通じて世界中のテニスファンに勝負の面白さと錦織圭のテニスを堪能させたことだろう。

「大事な時に、サーブを簡単にキープさせてもらえなくなり、徐々に追い込まれた」。
フェデラーとの違いは?と聞かれ
そこでの「数ポイント、悔やむ選択、余裕の差」と答えていたが、いつかは超えることができる手応えを掴んでいるようだった。

勝負の面白さを満喫させてくれた試合だった。
流が変わる。
勝負のあやはいくつもあった。
競り合った第1セットを落とし、第2セットも1-4となり、30-0から30-30に追いつかれた時は勝負が決まった!と全ての人は思っただろう。
ファイナル・セットも1-4となり、そこから4-4とするなどドキドキの連続だった。

錦織圭さん
1年間お疲れ様でした。
皆、ワクワクしながら観戦していました。
最高のショー、
ドキドキする勝負が原点のプロテニスを見ることができました。
体も良く動いていたし、安心しました。
来季が楽しみです。

これからも楽しい錦織圭のテニス見せてくれ!

<<錦織圭らしいテニスができたフェデラー戦詳細>>
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●錦織圭 5-7 6-4 4-6 〇フェデラー

第1セットは先にサーブを落とし、1-3となったが、
2つブレーク・バック4-3とする。

しかし続くサービスゲームを40-30から落とし、4-4。

5-6からのサーブも40-30からブレークされてしまった。

そんな展開から第2セットも1-4と追い込まれた時は勝負は決まった!と全ての人は思っただろう。

しかし錦織は「内容を思い出せないほど集中していた」。と言う。
今年後半はUSオープンでのマッチポイントを握りながらの逆転負けなど錦織らしからぬテニスが続き、思い通りのプレーがなかなかできていなかったが、
コートカバーと、ここに打つのか?とうならせる展開の素晴らしいテニスを展開する。

なんとここから5ゲーム連取で第2セットを取り返した。

ファイナル・セット

第3ゲーム、フェデラーのサーブで0-40と錦織が大チャンスを掴む。
しかしフェデラーが5ポイント連取でキープする。

錦織サーブの続のゲーム、40-30とゲームポイントがあるが、
15回、バックのダウン・ザ・ラインをネットでデュースに。

9回振られるがバックのダウン・ザ・ラインを決め2度目のゲームポイントを掴むがデュース。

2度目のデュース、フォアをネットでブレーク・ポイントを握られる。
ここでフェデラーは勝負をかけセカンド・サーブを叩き、ブレークする。(錦織、1-3)

フェデラーのサーブ、15-30からバックのダウン・ザ・ラインリターン・エースを決め30-30とするが、
フェデラーがキープ、(錦織1-4)

フェデラー4-2の第7ゲーム、
フォアのダウン・ザ・ラインパスを決め、錦織が30-40とブレーク・チャンスを掴む。

2度目のデュース、
フェデラーがここでダブルフォルト、錦織がブレークし3-4とする。

第8ゲーム、バックのバランスボレーで30-0
ラブでキープ、4-4とする。
1-4から挽回した第2セットと同じ状況だ!

期待がかかったが、フェデラーはバックへのサービス・エース、ラブでキープ。(フェデラーから5-4)

錦織サーブの第10ゲーム、
21回のラリーは錦織がロングに、15-15。
バックのパスを決められ15-30、

40-30とするが、ダブルフォルト!

デュース、
フォアをロングでマッチポイントを握られた!

逆をつかれたスマッシュを決められ2時間10分の激戦の末に敗れてしまった。

「自分らしいテニスを取り戻せた」。と錦織、最後まで気迫のこもったプレーを見せていた。

錦織、翌日の20日には、ロンドンを発ち日本に帰国、28日には有明でドリーム・テニス、
12月2日から4日は日本チーム「JAPAN WARRIORS」の一員としてインターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(通称IPTL)に初参戦する。

ATPツアー・ファイナル
試合スケデュール&結果
会場:O2 アリーナ

<<スタン・スミス・グループ>>
1 ジョコビッチ 2-1
3 フェデラー 3-0
6 ベルディヒ 0-3
8 錦織圭 1-2

<<イリー・ナスターゼ・グループ>>
2 マレー 1-1
4 ワウリンカ 1-1
5 ナダル 2-0
7 フェレール 0-2
ATPFinalレースランキング

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
錦織圭ブログ

(記事&写真 塚越亘 by Wataru Tsukagoshi CanonEos7D)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 14:45 | コメントは受け付けていません。

錦織圭ラケット折られながらも白星!!!

2015年男子ツアー最終戦、ATPツアー・ファイナル
「ショックは大きい」と、初戦ジョコビッチ戦で1-6,1-6といい事なく惨敗した錦織圭はつぶやいた。
しかし2回戦、ベルディヒには、途中でラケットを折られながらも、7-5,3-6,6-3で勝ち、通算1勝1敗とした。

錦織はこの勝利で今季も通算54勝を上げ、昨年のマークした年間自身最多勝(54勝14敗)に並んだ。
昨年の今頃に比べてメディアを騒がす大活躍はないが、2年連続ATPファイナル出場と54勝は凄い事だ。

19日(木)にはラウンドロビン最終戦でフェデラーと対戦する。
フェデラーはジョコビッチの23連勝を止めると共に、通算2勝0敗とし、準決勝進出を早々と決めた。

最終日に錦織がフェデラーに勝ち、もしジョコビッチがベルディヒに敗れる大波乱が二つ起きると錦織の準決勝進出が決まるのだが、確率は低いと言わざるをえない。

「フェデラーはツアーの中で一番尊敬し、好きな選手。
昨年の初戦ここで対戦し負けているので、リベンジしたい。」と最終戦にかける錦織。

準決勝進出できるかどうか?そんな事はどうでも良い、
錦織圭対フェデラーのガチンコ勝負を楽しもう!!!!

<<ラケット折られながらのベルディヒ戦 詳細>>
20151117-BerclaysATPworldTourFinals-HsO21109323
〇錦織圭 7-5 3-6 6-3 ●ベルディヒ

2-2、ベルディヒサーブ、の第5ゲーム、
40-15から錦織はデュースに持ち込み2度ブレーク・チャンスを掴む、
しかしベルディヒは4度のデュースの末にキープした。

5-5、ベルディヒサーブ、
15-40とブレーク・チャンスをまた錦織は掴む、
ベルディヒはデュースに持ち込む、
2度目のデュース、なんとここでベルディヒはダブルフォルト!
このセット5度目のブレーク・ポイントを生かし、遂に相手サーブを破った!

7-5、63分の激戦の末に第1セットを取った。

第2セット

いきなりベルディヒのサーブを破り、サーブもキープ、2-0とする錦織。

ところが、2-1からのサービスゲームを落とす。
最後のポイントはダブルフォルト、にわかに展開が変わり5ゲーム連続で取られ2-5。

「2-1まではいいテニスができていたのに、
こんなに勝負の流は変わるのかというくらい変わった。」

冷静な錦織らしくない苦悩のバタバタのテニス、
第9ゲームはベルディヒにラブでキープされ3-6で落とす。

ファイナル・セット

第2ゲームで15-40と錦織はブレーク・チャンスを掴むがベルディヒがキープする。

3-3、30-30、錦織のサーブ、
錦織のフォアのボレーはネットコードにあたりネットを越えでくれない、30-40と大ピンチ!

決められそうなポイントもあったが、錦織は必死に体を伸ばし、粘りに粘る、
最後はベルディヒのミスで助けられデュースに持ち込む、
錦織らしい粘りを発揮している。

次のポイント、錦織はサーブを打とうとしたが、ラケットをじーっと見つめている。
集中の儀式かと思われたが、ベンチに走り出し、ラケットを変えた!

なんとこのラリー中にラケットのフレームにひびが入った、ラケットが折れてしまったのだ。
「ポイント中に折れたのは初めて、折れたのは気がつかなかった」と錦織。

こんなハプニングの中、錦織はキープし、4-3とする。

3-4、ベルディヒのサーブ、ダブルフォルトで0-30、
錦織はこのチャンスを活かし15でブレーク、5-3!!

サービング・フォ・ザ・マッチはサービス・エースも1本決めラブでキープ、
2時間23分の激戦の末6-3でファイナル・セットを取り勝利した。

ATPツアー・ファイナル
試合スケデュール&結果
<<スタン・スミス・グループ>>
1 ジョコビッチ 1-1
3 フェデラー 2-0
6 ベルディヒ 0-2
8 錦織圭 1-1

<<イリー・ナスターゼ・グループ>>
2 マレー 1-1
4 ワウリンカ 1-1
5 ナダル 2-0
7 フェレール 0-2
ATPFinalレースランキング

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
錦織圭ブログ

(記事&写真 塚越亘 by Wataru Tsukagoshi CanonEos7D)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 19:27 | コメントをどうぞ

ATPファイナル 錦織ジョコビッチの横綱相撲に敗れる

2015年男子ツアー最終戦、ATPツアー・ファイナルが11月15日(日)、ロンドンのO2アリーナで開幕した。
世界ランキング8位、2年連続ATPファイナル出場の錦織圭が初戦で世界1位のジョコビッチと対戦したが、残念ながら1―6、1―6で敗れた。

「ジョコビッチは強かった。
ショットの精度が高く、しかもライン際に入る。
まだまだ自分と世界一の差は凄く感じた。」

「ショックは大きい」と錦織。しかしこの苦い経験が錦織圭を育てていくのだろう。

ATPファイナルは総当たり戦なので、これで終わった訳ではない、勝った者同志、負けた者同志がセカンドラウンドで戦う。
錦織は現地17日(火)午後2時よりベルディヒと対戦する事になった。
試合スケデュール&結果
これに勝てばラウンドロビン最終戦のフェデラーとの成績次第で準決勝に進む事ができる。
勝負は何が起こるかわからない!!
頑張れ錦織圭!!!

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錦織圭対ジョコビッチ 詳細
●錦織圭 1-6 1-6 〇ジョコビッチ

ジョコビッチのサーブで始まった。
左右に振り回しジョコビッチが最初のポイントを取る。
連続サービス・エースで40-0、
錦織ストロークをネット、ラブでジョコビッチはキープする。

錦織のサーブ、最初のポイント、
攻める錦織、ジョコビッチのロブが天井のスコアボードに当たりポイントを取が、
15回のラリーをネット、15-40とピンチになるが、デュースに持ち込む。

2度目のデュース、フォアをネットでサーブを落とした。
0-2、このゲームだけで7分かかっている。

15でジョコビッチがキープ、ジョコビッチ3-0とリード。

30-0、ラリーからネットにつくが、バックボレーをロング!惜しい!
攻めてはいるが攻め切れない。先にミスが出てしまう。
落ち着けと自分自身に言い聞かせるように、両手でラケット面をコート方に押す錦織。

2度目のデュースの末にやっとキープした。錦織1-3。
4ゲーム終わっただけだが、もう21分経過している。それだけ接戦でラリーが長い。

錦織、15-40からフォアのドロップ・ショットをネットしてしまい、1-5!

ジョコビッチのサーブではわずか3ポイント許しただけでキープ、
第1セットは6-1でジョコビッチが圧倒した。

第2セット

15-40とブレーク・ポイントを握られる。
30-40からフォアをネットで錦織は最初のサービスゲームを落とす。

ジョコビッチの第2ゲーム、ダブルフォルトなどあり、初めて3ポイント取り、デュースに持ち込む。
2度目のデュースの末にジョコビッチがキープ。
0-2となってしまったが、徐々に錦織も落ち着いてきたようだ。
それにしてもジョコビッチのディフェンス力は凄い。

ジョコビッチのできは80パーセント、
それに対して錦織は空回りが多く、50パーセントも力が発揮されていない。

やっと錦織に当たりが出てきた。
サーブをキープ、1-2。

1-3、錦織のサーブ40-30、
20回のラリー戦、フォアでダウン・ザ・ラインを先に攻められ、スマッシュを決められた。

デュース、フォアをネットでサーブを落とす。1-4!

ジョコビッチはサービスキープ、5-1。強い!

40-30のゲームポイントをダブルフォルト、デュース
逆をつかれ、マッチポイントを握られる。

リターンから前にきてバックボレーをジョコビッチに決められた!

ジョコビッチの横綱テニスに錦織の良さは発揮できなかった。

USオープン、北京、上海、パリと連続優勝、負け知らずのジョコビッチの強さが目立った試合だった。

ATPツアー・ファイナル
試合スケデュール&結果
<<スタン・スミス・グループ>>
1 ジョコビッチ 1-0
3 フェデラー 1-0
6 ベルディヒ 0-1
8 錦織圭 0-1

<<イリー・ナスターゼ・グループ>>
2 マレー
4 ワウリンカ
5 ナダル
7 フェレール
ATPFinalレースランキング

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
錦織圭ブログ

(記事 塚越亘 写真佐藤ひろし/TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 05:07 | コメントをどうぞ

錦織圭ガスケにまた敗れてしまった!

11月5日(木)、フランス、パリ。
男子テニスツアーマスターズ大会、パリ
錦織圭の3回戦が行われ、錦織はフランスのガスケと対戦、第1セットをタイブレークで落とし、第2セット1-4となったところで左わき腹の痛みが悪化し途中棄権した。

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無理をしなかったのは15日開催のATPファイナルを考えての決断だろう。

錦織は世界のトッププレーヤーに対して必ず1度以上は勝っている。
しかし不思議な事にガスケに対しては今まで0勝5敗と一度も勝った事がない。
全豪オープン前哨戦のエキジビションでも負けているので、正確には6連敗だった。
錦織圭ガスケ対戦成績

「かなり攻撃的なボールも打てたので、それなりに収穫があったと思う。
2セット目に入ってからサーブの時に痛みを感じた。
痛めた左わき腹はロンドン迄には状態が良くなると思う。」

敗れてしまったが、なかなかの接戦、次に繋がる好試合だった。

次につながるガスケ戦、第1セット大接戦詳細
●6)錦織圭 6-7(3-7) 1-4ret. 〇10)R.GASQUET(FRA)

第1セット

フォアに回り込んで攻めるなど、積極的な展開。

それを受けるガスケ。
受け流しカウンターを狙う。
高い打点からのダウン・ザ・ラインに決める片手打ちバックハンドは美しい。

第3ゲーム、デュースでブレーク・チャンスを錦織が掴む
ブレーク・チャンスは3度あったが、4度のデュースの末にガスケがキープした。

錦織サーブの第8ゲーム、0-30となるが、
40-30、手が滑りラケットを放つ、セカンド・サーブは入ったが、ガスケは落ち着いて返す。
デュースになるポイントだが、ガスケはそれを許し、やり直しをしてあげた。
本当はこれはガスケのポイントのはずだが。

美しいシーンだ。ガスケ良い奴だな!!!
4-4

後でこのポイントを録画で見ると、そのセカンド・サーブはネットにさわって少し跳ねてから入っている。
レットだったのだ。
な~~んだ。
主審はきがつかなかったが、ガスケはそのレットを認めてあげて主審に言ってあげたのか。

5-5、ガスケのサーブの時に15-40とブレーク・チャンスがくる。
ガスケのナイスサーブと
錦織の回り込んでの攻撃が僅かにサイドをアウト。
デュース後のブレーク・チャンスはロングになる。
もう一度ブレーク・チャンスがあったが、ガスケのバックのダウン・ザ・ラインを決められた。

4度のブレーク・ポイントをしのいで、ガスケはキープする。

タイブレークに

お互いにキープが続き、3-3

最初にミニ・ブレークされたのは錦織、
22回のラリー戦を制した後のポイントだった。
簡単に見えるバックをワイドにしてしまう。3-4

ガスケはセンターにサービス・エース、
ボレーからスマッシュを決めて6-3とセットポイントを掴む。

バックからクロス、ストレートそしてネットにするすると出てボレーを決めた。

1時間8分、
錦織は1度もブレーク・ポイントは握られずにサービスキープを続け、
7度のブレーク・チャンスがあったが、とうとう1度も取れずに第1セットを落とした。

第2セット

バックのボレーをネット
バックをロングでサーブをブレークされる。1-2

バックのダウン・ザ・ラインを決められ、30-40
ガスケにブレークされ、なんと1-4。

「2セット目に入ってからサーブの時に痛みを感じた。
これ以上悪化させたくない。」
錦織は1-4となったところで棄権した。

残念!

大会データー:BNPパリバスマスターズ
ATPカテゴリー:€3,830,295 BNP Paribas Masters

オーダー・オブ・プレー

<<決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 62 64 ●2)A.Murray(GBR)

<<準決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 63 36 60 ●4)S.Wawrinka(SUI)
〇2)A.Murray(GBR) 64 63 ●8)D.Ferrer(ESP)

<<準々決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 76(3) 76(8) ●5)T.Berdych(CZE)
〇4)S.Wawrinka(SUI) 76(8) 76(7) ●7)R.Nadal(ESP)
〇8)D.Ferrer(ESP) 63 67(6) 62 ●13)J.Isner(USA)
〇2)A.Murray(GBR) 76(7) 36 63 ●10)R.Gasquet(FRA)

<3回戦>錦織圭、フェデラーも敗れる!
〇1)N.Djokovic(SRB) 63 75 ●14)G.Simon(FRA)
〇5)T.Berdych(CZE) 63 64 ●9)J.Tsonga(FRA)
〇4)S.Wawrinka(SUI) 64 75 ●V.Troicki(SRB)
〇7)R.Nadal(ESP) 46 76(6) 62 ●11)K.Anderson(RSA)

〇8)D.Ferrer(ESP) 67(4) 61 64 ●G.Dimitrov(BUL)
〇13)J.Isner(USA) 76(3) 36 76(5) ●3)R.Federer(SUI)
〇10)R.GASQUET(FRA) 76(3) 4-1ret. ●6)錦織圭
〇2)A.Murray(GBR) 61 60 ●16)D.Goffin(BEL)

<2回戦>
〇6)錦織圭 76(4) 67(6) 61 ●J.CHARDY(FRA)
ドローnet版
ドローPDF版

ATPファイナル出場の8人は:
1 ジョコビッチ
2 マレー
3 フェデラー
4 ワウリンカ
5 ナダル
6 ベルディヒ
7 フェレール
8 錦織圭
9 ガスケ
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(記事・塚越亘・寺嶋民雄 写真佐藤ひろし/TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 09:52 | コメントをどうぞ

錦織圭苦戦するもマスターズ・パリ初戦勝利

11月4日(水)、フランス、パリ。
男子テニスツアーマスターズ大会、パリに出場中の錦織圭の初戦が行われ、錦織はフランスのJ.シャディ(31位、28歳)を7-6(4),6-7(6),6-1で破り3回戦に進出した。

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もっと簡単に勝てそうな試合だったが、ジュニア時代1歳年上のシャルディに苦敗を喫しているだけに、苦手意識がるのだろうか?あるいは相手のシャルディが自信を持っているからなのだろうか?対戦成績は大阪市長杯ジュニアなど3連敗

第1セットセットは終盤にブレークに成功、6-5とし、セットポイントを持ちながらタイブレークに縺れてしまった。
第2セットでは先にマッチポイントを握りながら、またもそのチャンスを生かせずにズルズルとセットを落としてしまう。
こんな展開は典型的な負けパターンに見えたが、さすが錦織圭、苦戦しながらもファイナル・セットはしっかりと試合を締めくくった。
ここら辺が世界のトッププレーヤーの一人、錦織圭の強さなのだろう。

3回戦は苦手としているフランスのガスケだ。なんと対戦成績は0勝5敗とまだ1度も勝った事のない相手だ。

<苦戦と言うか大変だった2回戦詳細>
〇6)錦織圭 7-6(7-4) 6-7(6-8) 6-1 ●J.CHARDY(FRA)

5-5、シャルディのサーブ、0-40、
錦織はフォアのドップスピン・ロブでブレーク、
大事なところで6-5とする。

しかしなんと、サービング・フォ・ザ・セット、40-15とセットポイントを掴みながらデュース、
ドロップ・ショットを返され、逆にブレーク・ポイントを握られる。
セカンド・サーブをフォアのドップスピンリターンで押され、サーブをダウン!
6-6とタイブレークに!

シャルディのダブルフォルトでタイブレークは始まる。

しかし、リターンで押され、1-1
シャルディのレシーブがロング、2-1

逆を付いたフォアのクロス、3-1
フォアをロング、3-2

ラリー戦、4-2
シャルディのリターンがロング、5-2

シャルディのサービス・エース、5-3
ラリー戦、シャルディはネット、6-3

スマッシュを決められ、6-4
Tへサービス・エース級、7-4で錦織がタイブレークを制す。

第2セット

第6ゲーム、0-40とブレーク・チャンスを掴んだ錦織だったが、デュース、

6度ブレーク・チャンスがあったがブレークできず!!!
シャルディはキープ、3-3。
このゲームだけで9分近くかかる。

バックのダウン・ザ・ラインを決められ、30-40とピンチ
錦織がデュースに持ち込み、キープ、4-3とする。

5-5、40-30からダブルフォルトでデュース、
攻められ、ブレーク・ポイントを握られる。
ドロップ・ショットでデュースにし、
錦織、第11ゲームをキープ、6-5。

シャルディはバックをネット!
15-40とマッチポイントがきた!!!

サービス・エースで30-40
15回のラリー、フォアの回り込みでデュース
マッチポイントが2本あったが、またまたシャルディはキープする。6-6

チャンスボールをワイドに、0-1、

シャルディもイージーなミス、1-1

シャルディ、サービス・エース級で3-3
シャルディ、今度はクリーン・サービス・エース、3-4

フォアをロングで3-5
サービス・エース級で4-5

シャルディ、フォアをネット、5-5
16回のラリー、錦織ネット、5-6

シャルディはフォアをネットで6-6
シャルディはスマッシュを決め、6-7とセットポイントを握られる

バックへのサービス・エースでシャルディに取り返された!

第6ゲームでは6回ブレーク・チャンスが、
第12ゲームでは2回のマッチポイントもあったのに!!

ファイナル・セット

ブレーク・ポイントがあったがシャルディはキープ

15-40とブレーク・チャンス
フォアがネットで幸先良いブレーク、2-1

ダブルフォルト2つで15-40とまたブレーク・チャンスがあったが、デュース

ここまで15回のブレーク・チャンスがあり、2つしかブレークできていなかったが、3つ目がここで出てブレーク、4-1

チェンジアップのようなファースト・サーブのエースで5-1とする。

シャルディはフォアをロングで0-40とマッチポイント
サービス・エース、15-40と踏ん張るが、
錦織のバックの逆クロスリターン・エースで3回戦に進出した。

あ~あ、勝つのに時間がかかった。
でも勝つのが凄い!

大会データー:BNPパリバスマスターズ
ATPカテゴリー:€3,830,295 BNP Paribas Masters

オーダー・オブ・プレー

<3回戦>
6)錦織圭 vs 10)R.GASQUET(FRA)

<2回戦>
〇6)錦織圭 76(4) 67(6) 61 ●J.CHARDY(FRA)
ドローnet版
ドローPDF版

ATPファイナル出場の8人は:
1 N.Djokovic
2 A.Murray
3 R.Federer
4 S.Wawrinka
5 R.Nadal
6 T.Berdych
7 錦織圭
7 D.Ferrer
ATPFinalレースランキング

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(記事・塚越亘・寺嶋民雄 写真佐藤ひろし/TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 03:51 | コメントは受け付けていません。