6月19日(木)、サイパン旅行2日目。
前日は、サイパンの環境に慣れるためホテル内を散策する程度にし、早めに就寝。
19日は、ゆちゃあむの祖父の命日であり、今回の旅行のメインテーマ、「慰霊」である。
オプショナルツアー「ぐるりサイパン自然巡り」を利用し、ツアーの中で慰霊も行う予定だった。
ドライバー兼ガイドのフェルナンドが運転する4WDに乗って、スーサイドクリフ、カラベラケーブ(洞窟)、グロット(ダイビングの名所)、アメリカ記念公園、ジャングルでフルーツ試食、禁断の島、タポチョ山(サイパン最高峰476m)をまわった
レンタカーを借りて自分でドライブすることも考えたが、結果的にこのツアーにして良かった。
レンタカーは、マスタングのオープンカーが多かったけど、なぜかほとんど幌を閉じていた。サイパンの日射しが強烈なので、オープン状態にできないのだろう。
また、カラベラケーブやタポチョ山に向かう道は未舗装のデコボコ道。4WDでなければ行かれない。
何より、ドライバー兼ガイドのフェルナンドが良かった。
慰霊が目的であると知ると、スーサイドクリフ(日本名:自殺・自決の崖)では、日本人慰霊碑が並ぶバンザイクリフの近くまで寄ってくれた。
アメリカ記念公園は、ビジターセンターがあり、日本統治時代からアメリカに占領されるまでのサイパンの詳しい歴史を知ることができ、当初別の施設が予定地だったのを変更してくれた。
ゆちゃあむのお祖父さんが戦死した、マリアナ沖海戦の説明パネルには、フェルナンドも熱心に読んでいたっけ。
約6時間、フェルナンドも含めて3人だけのツアーだったけど、楽しかった。
4WDは快適だし、快晴の天気に恵まれ絶好の景色が見られ、ランチはハファダイホテルの高層レストランで、フィリピン海を眺めながらの食事。
今でも、フェルナンド付きで、またこのツアーを体験したいと思う。