雪の妖精

今年も「雪虫」が現れましたね。

「雪虫」とは正式名称ではなく、アブラムシの一種だそうですが

北国ではこの雪虫が現れると間もなく初雪が降ることから、冬を告げる使者と

言われています。

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夕闇迫る帰り道に粉雪のごとく乱舞すれば、翌朝は一面の銀世界。

人々に冬の訪れを告げ、一週間ほどでその生命を終える彼らは

まさに儚い雪の妖精と言えましょう。

yukimusi2

 

さて、この妖精たちが乱舞する中を歩けば

服や髪の毛に無数にこびりつき、顔中の穴という穴に侵入され転げまわる

ことになります。

冬の訪れを体で味わいたい方は、口を開けながら雪虫の群れに

自転車で全力突入することをお勧めします。

喉の奥に貼りついて悶絶し、まだらに白くこびりついた大量の虫で母親を激怒させて

全身全霊で北国の厳しい冬を予感することができましょう。

 


カテゴリー: 日記 | 投稿者田舎師 10:53 | コメントをどうぞ

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