昨シーズンは弾丸だけでなく、テニクラのメンバーもたくさん試合に出場
してくれましたね。
経験年数もレベルもテニスを始めた動機も様々なので、無理に出場しろとは
もちろん言いませんが、普段練習しているからにはやはり公式戦の緊張感と
達成感を味わってほしいと思います。
さて私がテニスを始めたのは15年以上前ですが、大会デビューは9年前。
札幌のテニススクール主催のD級シングルスでした。
そのデビュー戦で私は4連続ダブルフォルトをかましましたよ(・∀・;)
相手の方も技術はそれほどでもなく、ストロークをバックに打っておけば
ミスしてくれたので楽に3-0まで行ったんです。 ところがここで
「これは楽に勝てる!俺強え!」と思ってしまったんですね。
そして調子に乗って強くサーブを打とうとして4連続ダブルフォルト。
途端に自分を信じられなくなり、ミスが重なって3-3と追いつかれてしまいました。
試合前から緊張してはいたけど、追い上げられた不安と重圧と自分への怒りで
頭はごちゃごちゃ、膝はガクガクでした。
とにかくフォアに回り込んで相手のバックに打ち込むことだけに集中して
6-3で勝ちましたが、初戦でさっそく自分の未熟さを思い知らされたものです。
最近は毎週のように大会に出場するようになり、そこまで緊張したり不安に
なったりすることは少なくなりましたが、ちょっとしたきっかけで 調子を崩したり、
何をやってもダメになることはあります。
そんな時に私がやるのは、カラ元気を出すことです。
ダブルフォルトが続いたら「今まで何本サーブ打ったと思ってんだ!絶対入る!」
と自分に言い聞かせ、ダブルスなら「ちょっと待ってね!すぐ調子戻すから!」
とパートナーに約束し、ポーチをミスしたら「ごめん!でもまた出るよ!」
と宣言します。
強がりでいいんです。嘘でいいんですよ。ミスを悔やんだままでパートナーまで
気落ちさせたり、相手に付け込まれるよりいいじゃないですか。
顔を上げろ!前を向け!見るのは地面じゃない、黄色いボールだ!