こんばんは。テニスブログですよ(・∀・)
スライスサーブって曲がりますよね。
なぜ曲がるのか分かります?
ストロークでトップスピンをかけると急に落ちますよね。
なぜ落ちるか分かります?
ストロークでスライスをかけると浮き上がるように飛んでいきますよね。
なぜ(以下略)
それらは全て「マグナス力(マグヌス力)」という力が働くからです。
野球のボールには縫い目の凹凸があるし、テニスボールの表面は毛が生えて
いるので、周りの空気を巻き込みながら進んでいきます。
このようなボールが回転しながら空気中を進むと、表面を流れる空気の速さに
差ができます。これにより気圧の差が生まれ、気圧が低い方にボールが押し出
される=曲がるのです。
スライスサーブは横回転がかかっているので横方向に気圧の差ができて
横に曲がるし、スピンサーブは縦回転がかかっているので縦方向に気圧の差が
できて縦に落ちますね。もちろん斜め方向の変化も有りです。
ではほとんど回転しないフラットサーブはと言うと、マグナス力が弱く
空気抵抗と重力を受けて、野球でいうフォークボールのように落ちます。
身長が低い人でも意外とフラットサーブが入るのはこのためですね。
さて、こういう理屈が分かっているとボールが良く曲がるのか、テニスが強く
なるかと言えば、別にそんなことはありません。
なんか難しい言葉を使えば頭がいいと思われんじゃね?
というお話でした(・∀・)
いいから気合入れて打て!根性で曲げんだよ根性で!