ウィリアムズ姉妹の妹、セレーナ・ウィリアムズのウィンブルドン選手権初優勝は、実は1998年にベラルーシのマックス・ミルヌイとペアを組んだ混合ダブルスにおいてでした。その後2000年に姉のビーナスと組んで女子ダブルス制覇、2002年には3連覇のかかった姉のビーナスを破り女子シングルス初制覇しています。
ウィンブルドン男子シングルスの最多優勝回数は2017年に記録したロジャー・フェデラーの8回です。またフェデラーが決勝で敗れ準優勝に終わったのも4回あります。
日本人テニスプレーヤー杉山愛は女子ダブルスにおいて全米(2000)、全仏、ウィンブルドン(2003)と3大会制覇していますが、キャリア・グランドスラムが掛かった2009年全豪オープン決勝でウィリアムズ姉妹に敗れて、惜しくもあと一歩のところで敗れてしまいました。杉山はその年引退をしています。
そのコート上でのクールな姿・態度から「アイスマン」(氷の男)の異名を持つビョルン・ボルグですが、ボルグとマッケンローの1980年ウィンブルドン男子シングルス決勝の激闘を描いた映画『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』では、彼の少年時代の意外な姿を知ることができます。