オリンピック の い~話ぃ (*^_^*)

こんばんはぁ夜  大岡でございます蟹座

今回もたくさんの熱い戦いが繰り広げられたオリンピックでしたが、
そんな中、クロスカントリーの競技中に素晴らしい出来事があった
のを皆様ご存知でしょうか?

決勝を懸けて白熱したレースを展開していた男子クロスカントリー準決勝、
デッドヒートが演じられる中、ひとりのロシア選手が他国の選手と接触し
転倒してしまい、その際スキー板が折れてしまいました。

それでもゴールを目指して競技を再開しようと努めたが、スキー板が
折れている為うまく滑れず、何度も何度も転倒を繰り返していました。

すると、
1人のスタッフが駆け寄ってきて瞬時にスキー板を履き替えさせ、
そのおかげでなんとか最後までゴールすることができました。

すでにダントツの最下位で敗退は決定していたが、最後まで勝負を
あきらめずにゴールを目指す姿に会場は拍手と喝采の渦でした。

だがしかし感動はそれだけではなく、
当初、そのロシア選手のスキー板を履き替えさせたのはロシアの
スタッフと思われたが、実はライバル国のカナダのコーチだった。

競技後そのコーチは、「苦しんでいる彼を、そのままにしておく
ことができず、咄嗟の判断で取った行動だった。8年前のトリノ
での出来事が頭をよぎった。」 と。

8年前の出来事、、、、、

更にこの話には続きがあり、
実はこのカナダのコーチの妻もトリノ五輪で同じ競技に出場して
おり、女子団体戦の決勝でチームの一員のストックが折れてしまい、
うまく滑走ができず上位を競っていたその選手はずるずると後退。

見かねたライバル国のノルウェーの監督がストックを手渡し競技に復
活でき、結果、その時メダル圏外だったカナダは逆転し見事メダルを。
一方、その時メダル圏内だったノルウェーは逆転され4位に。

自分のとった行動で自国のメダルを逃す結果となってしまったが、
だがしかし、カナダでは勿論の事、自国ノルウェーでも批判では
なく賛美され、世界中でもこの行動に対し「真の金メダルに値する
行為を演じた」まさにオリンピック憲章でうたう「友情、連帯、
フェアプレー、助け合いの精神」を具現化した行為だったといえる
と称賛の声が上がった。

そのノルウェーの監督は心無い記者の質問に対し
「アスリート達の素晴らしい戦いに国境はないっ!!」
と答えていました。

そういった人達のホント素晴らしきスポーツマンシップの魂と、
その行動にただただ頭が下がる思いでいっぱいです。

私たちコーチも子供達にテニスを通じてスポーツというものを
教える立場にありますので、彼らの様なそういった心を見習い、
技術だけではなく大事な大事なスポーツマンシップ精神も伝えて
いけるように日々努力していきたいと思いますdouble exclamation

<スキー板が折れている為、何度も転倒してしまう>
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<ライバル国のコーチがスキー板を交換>
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<感動するホント素晴らしい光景でした泣き顔
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カテゴリー: 大岡 | 投稿者fellowsstaff 03:22 | コメントをどうぞ