【ブラッド・ギルバート評】
名コーチと言えば、僕の中では、ブラッド・ギルバート氏だと思います。
彼も選手時代、恵まれない身体能力を駆使して、世界ランク最高4位と、安定して強かった選手。
緩急や、あらゆるプレー、心理戦を駆使してましたね。
玄人好みのプレーヤーで、大好きでした。
ショートパンツの下に初めてスパッツをはいたり、サングラスをかけて試合をしたり、ファッション的にも先駆者だったのですが、
日本では、まるっきり人気が出ず、評価もされなかった(笑)
でも、引退後は、コートとして、アガシやロデックのコーチとして、二人を覚醒させましたよね。
現在の錦織の多彩で自由奔放なプレーは、彼がコーチに就いたことが大きいと思います。
彼のコーチング本「ウイニング・アグリー 読めばテニスが強くなる」』(格好悪く勝つ-テニスにおける精神的な戦い)
は、今やテニスコーチのバイブルになっています。
今のトップ選手で名コーチになりうるのは、
切れ易い悪がきから、もっともテニスらしいテニス?のオールラウンドプレーヤー成長し、そして、高年齢で自分を変化させて戦い続ける・・・・・・
やっぱりフェデラーでしょうね。