【テニスは、スポーツの将棋】

【テニスは、スポーツの将棋】

今日は、テニス全豪オープンの錦織選手二回戦ですね。

テニスは、世界的に「テニスはスポーツのチェス!」

と言われます。

まさにそのとおり、つくづく知能のスポーツだと思います。
それも瞬時で最高の一手を決断しなければいけません。

しかし僕は、それよりも取った駒を使うことができる、チェスよりさらに複雑で手数の多い「将棋」だと思います。

それどころか、あらゆる環境で、動きながら判断をし、技術的に打ちたいショットと打つ訳ですから、
風が吹き荒れる、太陽が降り注ぐアウトドアで、動いて逃げる将棋版を走りながら、揺れる版に駒を打つ感じでしょうか(笑)

野球やサッカーでもそうですが、見ている側(いわゆる外野からうるさい評論家)

「そこは打つところでしょう」「びびっちゃ駄目だよ!」「コースが違うよ」「よく勇気を出して打った」とか、

サーブはどんなサーブを打つのか、
どんなリターンから入るのか
ストロークの組み立ては、
そして、決めショットは何を打つのか
メンタル(気持ち、心)は、どう?

あ~だ、こーだと言いながら見るのが楽しいし、自分のテニスの練習にもなります。
実力が競れば競るほど、一手間違えると切り返しにあったり、試合の流れ自体が変わったりします。
ちょっと心が揺れれば、判断の遅さや判断ミスに繋がります。
疲れれば、ショットやフットワーク、ショットセレクションに影響します。

心技体で見る「テニスの観戦」を楽しんで下さい。


カテゴリー: レッスン, 教え | 投稿者ハッピーコーチ 09:49 | コメントをどうぞ