【デビスカップVSフランス 観戦】

【デビスカップVSフランス 観戦】

観戦の目的は、
1)デビスカップ国別対抗戦という独特の雰囲気や大会の運営を観察
2)日本選手の将来や、新しい技術、戦術等の研究
3)テニス関係者との交流
だったのですが、

デビスカップは以前にも開幕戦観戦していたのを忘れていました。
1)と3)は特に特筆なし。

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2)日本選手について感じるものがとてもありました。
まず、ダニエル太郎選手
内容は一方的で差がありますが、過渡期。新しいものへの様々な挑戦。
サーブが速くなった⇒
セカンドがトップスライスで速くなった⇒
ポジショニングが上がった⇒ まだまだ課題残る
しかけが早くなった⇒ 特にバックハンドのダウンザライン
リターンを攻めにしている⇒
どこまで通用するか試している。自信をつける。ミスっても、間違いでないので、気にしない姿勢。ナイストライ。応援するには物足りなくも、今までのダニエルの試合の中では、一番おもしろかったですね。彼は大きくジャンプしますね。

そして、西岡選手
相変わらずバックハンド素晴らしいです。打点への入り方が完璧。完璧すぎて面白くない(笑)
フォアハンドは、逆クロス高い打点の攻めは相変わらず上手いが、
順クロスが相変わらず弱い。最大の課題。シングルスの場合は、ダブルスと違い弱いショットがひとつでもあると、徹底的に不利になる。レフティを活かした癖のあるナダルの様なフォアハンドを持てたら、それだけで大きく成績が上がると思う。(前回見たときもそうだったが、あれだけクロスが打てないのは、肘や手首に故障があるのかもしれませんね。)ネットプレーやタッチ、ボールと時間の使い方は相変わらずセンスがあるので、やはり期待のナンバーワンだ。

勝敗は予測どおりですが、現代テニスの傾向、特にサーブやリターン、
のポジショニングの使い方等々、たくさん勉強になりました。

大会で気になったのは、線審の悪さですね。かなり日本びいき。ボクシング並(笑)恥ずかしかったです。主審の女性はスカっとして素晴らしかったです。


カテゴリー: テニス, レッスン, 話題・情報 | 投稿者ハッピーコーチ 19:44 | コメントをどうぞ