家の近くの大学での今年最後の授業が終了しました。
この時期になると、私は少し寂しくなります。
まあね、私が一生懸命教えている時に友達と楽しそうにお話ししていたり、私が4番コートを教えている時に1番コートで井戸端会議をしていたりするような学生もいるのですが、どうにかうまくなろうとしてくれている学生もいるし、「先生、うまく行きません」とか、「父が先生の試合を見たことあると申しておりました」とか話に来てくれる学生もいます。
私の授業は、あと来年の一回で終わりです。
やはり一年も毎週一回会っていると、情も移って可愛く思えて来て、お別れするのが辛くなるのです。
昨日は、私が今年最後だと思って、出血大サービスの球出しをしてあげていたら、遠くから「ナナちゃーん!」「ナナちゃーん!」という声が聞こえてくるではありませんか。あれ?と思って振り向くと、隣の保育園から甥の子供のダン君が私を見つけて呼んでくれていたのです。
嬉しくて、私も手を振ったら、学生も気づいて「可愛ーい!」と言ってくれました。
昨日1番の私のハイライトでした。佐藤直子