ロンドン 最終戦 準決勝
R・ナダル R・フェデラー
7-5、6-3
2004年 春・・・
マイアミでフェデラーと初めて戦った
リスペクトしている彼との試合に勝って
興奮を憶えたと言っていた
「はじめて対戦した時、ラファは素晴らしい選手になると分かっていた。
はじめから信じられないような選手になると思っていた。」
フェデラーのこの言葉の通り
ナダルは成長し進化していった
今から9年も前の話しだ・・・
そして時は流れ 今日
32度目の対戦のときが やってきた
3勝して予選RRを勝ち抜き
準決勝への切符を手に入れた
1位通過の王者 ラファエル・ナダル
Bグループでデルポトロに逆転勝利して
準決勝へ乗り込んできた元王者
ロジャー・フェデラー
2人の対戦が楽しみすぎて
興奮しすぎて 緊張しながら
朝からソワソワ・・・
夜の11時になるのが
待ち遠しくて仕方がなかった
特別な2人・・・
2人の対決には 華があり
夢があり 物語がある
水を飲んでも すぐに喉がかわく
手に汗握る 攻防戦
まばたきするのが 惜しい
一瞬たりとも気は抜けない
いつも以上に応援にも力が入る
前かがみになり
ソファーに背中をつける余裕もない
お互いが お互いの実力を認め
互いの力を限界以上に引き出しあう
そこへ起きる2人の化学反応・・・
フェデラーのテニスは華麗でスマートだ
年齢では庇いきれなくても
彼にはテクニックという武器がある
ナダルとフェデラー
この2人はコートに立っているだけでいい
この光景は あと何度みられるんだろうか・・・
ナダルが勝利した瞬間
嬉しさを噛み締めて安堵する表情が印象的だった
自分の手で掴んだチャンスだ・・・
「この大会 僕は優勝候補ではない。」
夢をただの夢物語で終わらせたくなんかない
決勝の日・・・
勝利の日記が書けますように・・・
VAMOS!! RAFA!!