全米オープン 準決勝
K・ニシコリ N・ジョコビッチ
6-4、1ー6、7ー6(4)、6ー3
数年前 ラファエル・ナダルが言った
「彼は数年後 トップ10入りするだろう
100%間違いない・・・。」
深夜1時に目覚ましをかけた
夜中から降り始めた雨は もう止んでいた
ユニクロ対決・・・
1位対11位の対戦
頼もしい錦織が そこにはいた
ここまで来たんだ
もう錦織はチャレンジャーではなかった
先にブレークしたのは錦織だった
が・・・しかし・・・
さすがNO1 すぐにブレークバックされる
波乱の幕開け・・・
やはり一筋縄ではいかない予感がした
攻める気持ちを前面に出して戦った
第1セット ポイントを支配していたのは錦織だった
6-4で錦織が先取した
第2セット ジョコビッチは明らかに錦織のショットを嫌がっていた
前後に揺さぶりをかけてきた
発想力 豊かなテニスをする錦織
1ポイントが遠い・・・1ー6で落とす
第3セット 風が吹いてきた
もう1つギアを上げ ついていかなければならない
第3ゲーム 大きなゲームがきた
ここは落とせない
7度のD 10分以上のDを経て錦織がきっちりキープした
第8ゲーム 大きなブレークをした
錦織 痛恨のDFでセットを取りきれず
深いため息が漏れた
6-6 スコアが並ぶ
タイブレに突入した
3-0、4ー1、4ー2、5ー2、5ー3、5ー4、6ー4、7ー4
錦織にセットポイントが来た
取ったぁ~~~
1時間6分のタイブレだった
あと1セット取れば日本人初のグランドスラム決勝進出
その道のりは険しく
長い道のりだということを知っていた
第4セット いきなりチャンスがきた
いきなりジョコビッチのサーブを破った
第2ゲーム 0ー40から錦織がキープした
一瞬たりとも気が抜けない
ギアをトップに入れてサービスゲームに集中する
5-3 錦織 勝利まであと1ゲーム・・・
追いつめられているのは日本の錦織ではなく
世界NO1のジョコビッチだった
来た来た マッチポイント
ジョコビッチのボールがアウトした瞬間
錦織は大きな勝利を自分のその手で掴み取った・・・
錦織圭 24歳 とんでもない選手だネ
そして・・・やっぱり
ナダルに会いたくなった
ナダルのテニスが見たくなった
ナダルが 恋しい・・・
錦織の勝利を祝福するかのように
風が 踊っていた
VAMOS!! RAFA!!