忘れもしない2006年の初夏
ウィンブルドンの決勝で
君に出会ってから 10年が経つよ・・・
あの日も今夜と同じ様に
眠れない夜だったと記憶している
その頃の私はスポーツにうとかったと思う
何気につけたテレビ・・・
それは初めて見るテニスという競技だった
君は右から左へと懸命に走り回り
「これは取れないだろう」というボールにも食らいつき
なおかつその黄色いボールを凄い所へ返して
汗を拭ってみせた・・・
ノースリから両腕の筋肉が逞しくみえた
長髪が風になびいたとき胸が苦しくなって
生まれてはじめての一目惚れをした
人生それぞれの分岐点があると思う
私の分岐点は間違いなくあの日だった・・・
その当時抱えていた悩みなど忘れて
無我夢中で君を応援した
敗退したときは涙が止まらなかった
だから2008年に優勝したときは
言葉にならないくらい嬉しかった
両膝のテーピングがとれたときも
北京オリンピックで金メダル取ったときも
王者になったときも
生涯グランドスラムを達成した年に
2年続けて生ナダルに出会えたことも
その瞬間をライブで見てた事が私の自慢
唯一の後悔は2005年のナダルを知らないということ
膝のケガ 右手首の故障 虫垂炎 両親の離婚・・・
嬉しい出来事 哀しい出来事 たくさんあった
負けて悲しむことよりも
ナダルが怪我で大会を
欠場することの方が辛くて切ない
ナダルに会えないこの3週間が
なんだか3ヶ月に感じてしまう
ナダルに会いたい・・・
ラファエル・ナダル
君と同じ時代に生まれたことに感謝
君に出会えて 本当に良かった
君には必ず明るい未来が待っている
VAMOS!! RAFA!!