クレーシーズンも無事に終わり
今度は芝の季節がやってきた
ウィンブルドンまで
あと2週間と迫っていた
毎年、この時期は
過去のウィンブルドンの動画を
見るのが日課になっている
2006年、2007年、
最後は2008年の決勝を順番に見ていく
ナダルに出会った2006年の事を思い出すと
胸が痛くなるほど苦しくなる
初めてナダルを見たときの衝撃は
今でもはっきりと覚えている
白いウェアに身を包み
長髪をなびかせながら
どんなボールにも食らいつく
そんな姿に感動をもらった
フェデラーの打つウィナー級のボールを
更に凄いアングルで返してみせ
ガッツポーズをする青年に
人生初の一目惚れをした瞬間だった
負けたときは自分でも
信じられない位に号泣した
翌年、ナダルはまた決勝の舞台に立っていた
今度こそ
応援にも力が入った
結果は昨年同様、準優勝だった
ナダルは銀の皿をもらった
そして2008年、日没が迫る中
フェデラーのフォアがネットした瞬間
ナダルは芝のコートにぶっ倒れた
あれから時は流れても
昨日のことのように思い出す
私にとってウィンブルドンは特別だ
昨年はあと一歩という所で負けた
20歳くらいのときナダルはこう言っている
「グランドスラムは全部好きだよ。
だけどウィンブルドンはスペシャルだね。
どれか1つだけ勝ちたいと思う大会を
選べと言われたらウィンブルドンかな。」
またあの季節がやってくる
ラファエル・ナダル
なぜこんなにも魂を
揺さぶられるんだろう・・・
人をスキになるのに
理由なんて いらない
VAMOS!! RAFA!!