オフシーズン
テニスのないこの時期が寂しい
長かったようで短かった
今年も終わろうとしている
元々 スポーツに疎かった私
ましてやテニスに夢中になるなんて
1ミリも思ってもみなかった
0をラブという事も知らなかったあの頃
テニスのルールも分からずに見始めた
2006年のウィンブルドン決勝は
私にとっては大きな分岐点だった
私が見るテニスの目は
ナダルのプレーで成長していった
ナダルの試合を見ていると
それほど泣き虫でもないのに
毎回、同じ場面で泣けてくる
ナダルのテニスは特別だ
ここぞというときに発揮する力が別格だ
苦しみもがきながらも
ナダルはいつだって
その逆境から這い上がってきた
内に秘めた魂と
熱い闘志を燃やして
相手の心は折っても
決して自分は折れやしない
大きくジャンプするには
一度大きくしゃがまないといけない
全仏オープンや全米オープンを獲った
ナダルのうれしいニュースは
私の声を2オクターブ上げてくれた
グランドスラムで優勝するということが
どんなに難しく大変な事か
ティームやメドベージェフへの
労いの言葉を忘れずに
優勝者はただ一人
特別なその一人にナダルは
19度も輝いている
「アブダビ 」「アブダビ 」
おまじないの様に念じては唱える
心から待ち遠しい
水や酸素と同じくらい
ナダルは必要不可欠な大切な人
体感時間は1日36時間だけど
それでも時は止まることはなく
徐々に近づいてくるアブダビ
一目惚れなんて他の人が
するものだと思っていた
ナダルの魂のテニスは
私の胸を苦しいくらいに締め付ける
君からはどれだけの
希望と勇気をもらったか分からない
感謝の気持ち
相手を思いやる心
すべて、ナダルから教えられた
ラファエル・ナダル
ナダルの半そでのウェアが
筋肉ではちきれそうだ
そして私のナダルへの気持ちも
張り裂けそうだ
何度でもいう
君には明るい未来が待っていると・・・
VAMOS!! RAFA!!