シンシナティ ３回戦
R・ナダル 
B・コリッチ
１－６、３－６
シンシナティの風は厳しかった
テニスはいつも勝てるわけじゃない
「ナダル大逆転」
そんなタイトルのブログを書きたかったけど
３回戦は完敗に終わった
負けたことは悔しかったけど
それ以上に
肘や肩の治療を受けていた方が
心配だった
全豪オープンは初戦負け
全仏オープンは３回戦を前に棄権
ウィンブルドンは欠場
いよいよ始まる全米オープンは
何事もなく出場できるように祈ってる
今年最後のグランドスラム
ナダルの笑顔が見たい
普通のことや平凡なことが
一番幸せなことだったりする
ナダルには幸せになってもらいたい
心からそう思う・・・
全米オープンまで あと１週間
VAMOS!! RAFA!!
シンシナティ ２回戦
R・ナダル P・クエバス
６－１、７－６（４）
雨で開始時間が遅れたため
ナダルの試合は
日本時間の６時半頃スタートした
ペパーミントグリーンのウェアに
イエローのバンダナで登場したナダル
リオ・オリンピックでは
シングルス、ダブルスあわせて
１１の試合をこなし
マレーと共にシンシナティ入りしたナダル
疲れがないと言ったら嘘になる
それでも全力で戦うナダルの姿に
いつも胸を打たれる
２６分で第１セットを先取したナダル
このままの勢いで行くと思われたが
相手は今年の２月のリオ・オープン準決勝で
逆転負けを食らった相手
油断はできない
タイブレにもつれこんだが
ナダルは最後まで手を緩めず
しっかりと借りを返した
１時間３０分だった
やっぱりナダルの魂のテニスは
見ていて面白いし
これ以上ないくらいドキドキする
ナダルには華があり
私のスーパーヒーローだ
全米に向けて
VAMOS!! RAFA!!
リオ・オリンピック ３位決定戦
R・ナダル K・ニシコリ
２－６、７－６（１）、３－６
試合前は不安で不安で仕方なかった
それは負けるのではないかという
不安を危惧したものではなく
金メダルを目指していたナダルが
その夢を絶たれ
蓄積された疲労とともに
モチベーションが下がって
しまわないかという不安だった
銅メダルへの執念
一度切れた集中力を
戻すには時間が足りなかった
精神的にも肉体的にもキツイ戦いだった
普通の選手なら
２－６、２－６で負けていたのではないか
試合には負けたけれど
第２セットのナダルらしい追い上げ
土壇場からタイブレに持ち込み
あのセットを取り切った
あの場面あの瞬間がピークだった
「錦織のプレーは素晴らしかった。エネルギーの限界だった。
持っている力は全て出し尽くしたよ。考えてみてよ、仮に１００％の力が
出せる状況だったとしても錦織との対戦で勝つのは凄く難しいことだろう？
だから僕は４位という結果に満足しているよ。金メダルを目指して戦ってきたけど
それが敵わなかった。より強くなるためにもっともっと
やらなければいけないことがある。」
「ATPツアーの方がずっといいね。痛めていた手首の状態が悪く為らなかったことは
良かったことの１つだね。２ヶ月半プレーできなかった状況から復帰して世界最高の
舞台で最高の選手たちとしのぎを削れたことは嬉しく思う。」
「男子複で金メダルを取って国歌を聞くことができた。
だからといってじゃあ４年後の東京でまた勝てるかという話しじゃないよ。
健康でありさえすれば３年前の自分と比べても衰えているとは思わないけど
それがうまくできれば東京五輪にいくことができると思うよ。」
ナダルは４位で満足してるなら
それでいい
ダブルスで金メダルとったし
悔しい気持ち整理するの難しいけど
慌ただしく次の大会も始まる
また強くなって帰っておいで
ケガが悪化しないことを祈ってる
１２分の中断について錦織は
「ウェアやいろいろ一式、着替えていました。」
ナダルがフラストレーション溜まっていたのも事実だし
負けたのも事実
そして勝って欲しかったのも本音
負けたナダルの背中を見るのは
やっぱり切ないから・・・
VAMOS!! RAFA!!
リオ・オリンピック 準決勝
R・ナダル J・M・デルポトロ
７－５、４－６、６－７（５）
それはあまりにも残酷な結果だった
コートに帰ってきてくれただけで
嬉しかったはずなのに
オリンピックで旗手する姿が
見られただけで満足していたはずなのに
それらを忘れ
ナダルの快進撃に
「次も勝て」と言っていた
４年に一度のオリンピック
出場さえも危ぶまれていた
北京の金メダリストに
ダブルスでの金メダリストに
これ以上なにを
求めようとしているのか・・・
そんな自問自答さえも
忘れてしまうような昨夜の
デルポトロとの死闘だった
試合の途中吐き気がした
心臓がバクバクしてたまらなかった
ブログを書いていて
一番辛いのは
ナダルの敗退を書くとき
土壇場でブレークバックしたり
一時は２－５までいったタイブレで
ミニブレークしたり・・・
今は試合を振り返るほど
気力がないけれど
これだけは言える
ナダルは私のヒーローだ
「全身全霊で戦う」
その言葉には嘘偽りはない
ラファエル・ナダル
折れかけた翼で
どこまで通用するかは
分からない
けれど君の可能性に懸けてみたい
VAMOS!! RAFA!!
リオ・オリンピック 準々決勝
R・ナダル T・ベルッチ（ブラジル）
２－６、６－４、６－２
ダブルス 決勝
R・ナダル M・ロペス メルゲア テカウ
６－２、３－６、６－４
何度も何度も
泣きたくなった
心が折れてしまいそうになった
完ぺきではない左手首
リスクを背負って
ナダルは準々決勝まで
勝ち上がってきた
レフティ同士の戦いは
完全アウェーのなか行われた
地元の応援を味方につけて
時に普段の実力以上に
力を発揮することがある
盛り上がる会場
雰囲気に飲み込まれそうになった
立ち上がり第１セットは
ナダルがナーバスにみえた
ナダルの魂に火が付くことを
信じていた
結果は２時間１分の逆転勝利
嬉しくて涙が出た
疲れているだろうに
一人でも多くのファンに
サインして帰るナダルはステキだ
この試合の約２時間後に
ナダルとマルクのダブルスが始まった
二人は大きな舞台で
決勝へと進んできた
２時間２６分の息をのむ
攻防戦はまさに白熱した戦いだった
第１セットを先取して
ナダル組有利と思ったが相手も粘る
フルセットまでもつれこみ
最後はルーマニア組が力尽きた
その瞬間ナダルとマルクは
大きな大きなメダルを獲得した
一番に光り輝く金メダル
「おめでとう・・・ナダル・・・
おめでとう・・・マルク・・・」
この日は絶対に忘れない
ラファエル・ナダル
妥協は許さない君へ
負けることが
人一倍キライな君へ
この勢いのまま突っ走れ
この夏 一番 涙が出た
VAMOS!! RAFA!!
リオ・オリンピック ３回戦
R・ナダル G・シモン（フランス）
７－６（５）、６－３
ダブルス 準決勝
R・ナダル M・ロペス D・ネスター V・ポシビシル
７－６（１）、７－６（４）
雨で順延になったこの試合
ここまできたからには
もう突っ走ってもらうしかない
そのためには
何がなんでも全力で応援する
そのくらいの覚悟はできている
シモン戦もダブルスも
ハラハラ＆ドキドキが止まらなかった
ナダルはテニスの神様に
愛されている
それだけを信じて・・・
ナダルが国の代表として
戦うときは
２００８年の北京しかり
デビスカップしかり
負けた記憶がない
オリンピックに懸ける
ナダルの意気込みが凄すぎて
闘志あふれるそのプレーに
涙が出そうになる
復帰したばかりで
正直ここまで来るとは
ナダルの底力だけを信じて
１つ１つ勝ち進んでゆくナダルの姿を
この目に焼き付けていきたい
ラファエル・ナダル
最高の舞台で
最高のパフォーマンスを
VAMOS!! RAFA!!
リオ・オリンピック ２回戦
R・ナダル A・セッピ（イタリア）
６－３、６－３
ダブルス 準々決勝
R・ナダル M・ロペス Marach Peya （オーストリア）
６－３、６－１
左手首のケガから離脱し
リスクを背負いながら
ナダルはこのオリンピックに懸けていた
そんなナダルの気合い溢れるプレーに
無理はするなと言いながら
勝って欲しい気持ちが先行する
負けたらそこで終わり
当たり前だが
戦うと決めたからには
全力で応援したい
それが勝負というもの 
ナダルはそんな厳しい
プロの世界で生きている
コイントスに勝ったナダルからのサーブ
チャンスは早くも
第１セット 第２ゲームに訪れた
ブレークに成功したナダルは
このチャンスを守り切り
６－３で先取した
第２セット ７１位のセッピからのサーブ
第２ゲーム この試合はじめてのピンチ
Dからアドバンテージをもぎ取りキープ
第３ゲーム Dの末にブレークに成功
第６ゲーム ３０－４０からDに追いつき
エースを取ってキープに成功した
１つのブレークで逃げ切れるか・・・
貯金は多い方がいい
第９ゲーム セッピからのサーブを
ブレークしたナダルが６－３で勝利した
１時間４８分だった
勝利したが反省点もある
２本のスマッシュミスとDF
手首の影響かと思ってしまう
ナダルのちょっとした
しぐさや行動が気になってしまう
そのあとM・ロペ君と元気に
ダブルスでプレーしていたから
不安はなくなった
二人でこちょこちょと作戦練って
闘志むきだしにして
勝利後は二人で抱き合って
こっちまで嬉しくなった
私の心配とナダルの活躍は
いつだって反比例する
世界中のナダルファンが見守っている
ラファエル・ナダル
君には数々の無理難題を言ってきた
今までそれらを答えてくれた
もしもまたそれが許されるなら
今一番の夢を もう一度・・・
VAMOS!! RAFA!!
リオ・オリンピック １回戦
R・ナダル F・デルボニス
６－２、６－１
ケガからの復帰戦
ナダルはオリンピックの
コートに立っていた
この日をどんなに待ちわびていたか
分からない
「おかえり・・・ナダル・・・」
そう心の中でつぶやいたとき
涙で画面が見えなくなった
他人からみたらたかが
２か月と２週間かもしれない
でもナダルファンからしたら
それはそれは長く感じた
寂しく辛い日々だった
ブランクが長かった分
喜びも大きい
コート１の第２試合に
組まれたナダルの１回戦
遅れて始まったナダルの
大事な大事な初戦だった
３時少し前やっとナダルが登場した
朱色と白のウェアで颯爽と
コートに帰ってきたナダル
レフティ同士の戦いは
ナダルに軍配があがった
１時間２６分だった
私たちの心配をよそに
ナダルは圧勝した
離脱してから
よくここまで仕上げてきたなという印象
久しぶりに見たナダルの魂のテニス
魂のガッツポーズに
胸が熱くなった
ナダルの勝利がこんなにも嬉しい
なんて清々しい朝だろう
ナダルへの期待は願望へと変わり
願望は嬉しい現実となった
現実になったからには
次の新たな期待が生まれる
コートに帰ってきてくれるだけで
良かったはずなのに
ついつい欲深くなっている
これだけは譲れない
ナダルはやっぱりナダルだった
さぁ～、次はダブルスに登場だ
ケガが悪化しないように
神様にお願いした
VAMOS!! RAFA!!
「さぁ、続いてはスペインです。
旗手はテニス男子のラファエル・ナダル選手です
四大大会で歴代２位 １４回の優勝回数を誇り
北京オリンピック シングルスの金メダリストです 」
４年に一度の大舞台
リオ・オリンピック
８時から始まった開会式
スペインの入場が・・・というより
ナダルの登場が待ち遠しかった
９時半ちょっとすぎ
ナダルが現れたときは
ナダルしか見えなかった
白い帽子を被って
終始にこやかに少しはにかみながら
スペインの旗手らしく
誇らしく入場してきたナダル
ブルーのジャケットに赤いパンツにネクタイ
紳士的で勇敢なその姿に
目がウルウルしてしまった
ナダルに２か月以上も
会っていなかった間に
涙腺はこんなにも緩くなっていた
各トップ選手たちが
ホテル住まいを好む中
ナダルは北京オリンピック同様
選手村で過ごしている
いろんな選手たちと
交流を楽しんでいるようだ
８年前の北京のときは
白と色物を分けないで洗濯してしまい
白いシャツに色がついたという
失敗談を昔きいたことがある
ナダルの人柄はほっこりする
金メダリストというナダルが
誇らしい・・・
銀色の柱に各国の選手たちが
種を入れて
それが緑の五輪のシンボルとなり
五輪の花火が打ちあがった
オリンピック・・・
４年に一度の大舞台
前回のロンドンは
ケガで出場できなかったナダル
今年はその喜びも言葉にならないだろう
競技を競うだけではなく
平和や愛
絆をも感じる事のできるオリンピック
ラファエル・ナダル
己を信じて
己を出し切って
己の道を 突き進め
VAMOS!! RAFA!!
男子シングルス
男子ダブルス （M・ロペス）
ミックスダブルス （G・ムグルサ）
まもなく始まるリオ・オリンピック
ナダルは３種目に出場する
「チームと話し合った後、出場可能な全ての種目で
プレーすることを決断した。
ここに来て、練習もある程度順調に進んでいるよ。
でも理想的な状況とは言えない。
リスクがあることは拭いきれない。」
「昨日、今日とこの２か月で最も強度の高い
トレーニングを行ったけど手首は悪くなってない。」
「ダブルスの方が上手くいくかもしれない。
やってみないと分からないけどね。」
「スペインにポジティブな影響をもたらすために
自分ができることは全てやるよ。」
この約２か月と１週間・・・
気が気じゃなかった
悪いニュースが流れないかと
毎日 臆病にパソコンを開いた
シングルス、ダブルス、ミックスダブルス
３種目に出場するナダル
心配がないわけではないが
とりあえずはオリンピックを楽しみたい
ナダルにも楽しんできてもらいたい
結果はそれほど気にしない
ナダルがコートに帰ってくる
それだけでテンション上がるわけだし
ナダルの魂のテニスが
大舞台でみられる
ナダルの試合が始まれば
そんな冷静ではいられないかもだけど
一歩一歩ゆっくり前に進めたら・・・
駆け上がっていくナダルの姿
ワクワクするしドキドキもする
久しぶりのこの感情
ラファエル・ナダル
君を思うと
胸が苦しくなる
一番 熱い夏がやってくる
VAMOS!! RAFA!!
