別れの季節

日本人学校も春休みに入り、本帰国をする方が増えています。

今年は来たばかりの時から教えていた人たちも帰るので特に、時の流れを感じています。

3年前に今のクラブであるASAKIテニス倶楽部に移る前は、冷暖房施設のないインドアコートで冬は外と同じくらい寒く、夏はサウナ状態で外より暑いという環境で行っていたのでその頃からの生徒さんが帰るのは寂しいものです。
今思うとあの時期に来てくれていた生徒さんは本当にすごいなと思います(笑)

北京で教えはじめて7年目、数々の人たちと出会い、そして別れがありました。
これからも多くの人と出会い、別れていくことでしょう。

そして、一番嬉しいのは「テニス」というネットワークで繋がり続けることができること。日本に帰ってもテニスを続けている報告や噂を聞くことが北京で日本人を教えている何よりの励みになります。

これを見た人でテニスをやめてしまっている人は是非再開してください!(笑)

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写真は6年間テニスを教えた松林君です。
最初はラケットにボールがあたらずに、「こりゃダメだ」と思いましたが、テニスにはまり頑張った結果それなりのレベルになりました(笑)
いいパワーを持っているので自分次第で高校や大学でも頑張っていけると思います。

いかに自分を信じられるか、セルフイメージを作れるか。
本当に自分次第なんです・・。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 00:27 | コメントをどうぞ

親、コーチ、ジュニアの関わり方

親のジュニアに対する関わり方、親とコーチの関わり方、親とジュニアの関わり方、どれも難しいところです。

関わり方というか関係性といった方がいいのかもしれません。

僕は、一番忘れてはいけないのはそれぞれが独立した存在であって、誰かが誰かに依存する関係であっては
いけないということです。
文章にして表すのは非常に難しいですが、例えば親が子供に対して「こんなにしてあげてるのに」と思っては
いけないと思っています。
また、テニスを頑張るのはジュニアであるはずなのに、いつの間にか自分が頑張っているような錯覚におちいり
気づいたら子供の目標が子供以上に親の方が大きくなっていることもよくあります。

だから、親には自分の生きがいだったり仕事であったり、趣味であったりを見つけて自分は自分の夢をおいかけ、
子供は子供の夢を追いかける、そんな関係がベストなんだと思います。
もちろん、送迎だったり、食生活、経済的サポートなどやるべきことはやりつつ。

コーチとジュニアの関係性も難しいです。
これもジュニアが上手くなりたいという気持ち以上に、コーチがジュニアを上手くさせたいと思いすぎてはいけないのかなと
思います。
あくまで、ジュニアが上手くなりたいからコーチをつけたり、スクールに通うのであって、コーチがどうしたいというのが
出るのは何か違う気がします。
もちろん、コーチがプッシュしまくってプレーヤーが頑張ってその方が結果が出ることもあるかもしれません。
ただ、それが理想とは思わないしプレーヤーが上手くなりたいからコーチを利用しているくらいの感覚でいてほしいと思います。

時にはプッシュも必要なのですが、そこらへんのバランスも考えながらプッシュしていきたいと思います。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 02:21 | コメントをどうぞ

陸上トレーニング

先日から週1回、陸上コーチによる陸上トレーニングを始めました。

テニスのトレーニングというとどうしてもテニスに近い、テニスっぽいトレーニングがイメージされやすかったり、受けがよさそうですが、テニスとは一見あまり近くない陸上トレーニングなどによってよりよいアスリートになることが長い目でみるととても大事だと思います。

より早く走る、より遠くへ跳ぶ、よりよいアスリートをテニスに専門化をすることでよりよいテニス選手が生まれるはず。
コーチとして、スクールをマネジメントする身として新しいことに出会ったり、気づいたり、まだまだ成長できることを感じると楽しいです。

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 02:30 | コメントをどうぞ

山梨・立川合宿終了

合宿が終了しました。
といってももう先週の日曜日のことなので1週間以上経過していますね。

遠征から帰ってくるといつも張りつめていた糸が切れたような感覚で3〜4日間
くらい無気力状態が続いてしまいます。
帯同しているのが子供ということもあってか、遠征中は24時間緊張状態なのかもしれません。
あまり自分ではそういう意識はないですが・・。

さて、合宿の方は最終日はJOPジュニアの大会で終えました。
大会を最終日にもってくることで合宿もより目標をもってやれたかと思います。
結果的には12歳以下男子と女子は優勝、残りは途中で敗退ということになりました。

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12歳以下の女子の決勝は久しぶりに気合いの入った試合を見れてよかったです。
「負けたくない」「勝ちたい」という気持ちをコート上で表現する、という意味の気合いです。
ジュニアを見る時に自分の中でいくつかの物差しがあります。

「先天的なもの」「ボール感覚(タッチ)」「戦闘意欲、表現意欲、上達意欲」「夢」「親の育て方」「お金」が主な6つの要素です。
まずは、親からもらった先天的なもの、すなわち腱、骨の長さ、筋繊維の種類など努力ではどうしようもないものです。
これは結構致命的になる可能性があり、特にプロでレベルがあがればあがるほど身体的要素は不可欠です。

ボール感覚も、センスが問われるところでかなーり小さい頃からボールに触れていないと小学生からどうにかしようと思って
も遅いというのが今までの経験です。(マシにはなりますが・・)

これは性格的なもので、戦うのが好き、人前で表現するのが好きでないとテニスはうまくなっても試合で勝てないという子は
結構多いです。ドラゴンボールでいうとサイヤ人か地球人かというくらい違うのでこれも戦闘民族でないと中々厳しいです。

夢を聞いた時にはっきりと言えるかどうか、テニスプレーヤーとして夢をもっているかどうか。
夢がないとやはり長続きしないし、努力もできないです。

子は親のほとんど生き写しです。親の考え方、生き方、行動のマネをして子供は育っているので親の接し方、行動、性格などは
かなり気にします。

最後はお金ですが、試合を十分に回るだけのお金があるかどうか、家庭になくても何らかの形で用意ができるか
どうかも最終的には大事な要素です。

どれも大事で、グランドスラムに出るくらいトップ100を目指すのであれば6つのうち5個くらいはかなり高いパラメーターをもって
いないとダメかと思います。
ただ、その中でも気持ちの部分である「夢」と「戦闘意欲、表現意欲、上達意欲」の部分を一番見せてほしいと思っています。
そんな意味でそういうところが久しぶりに見れてよかったです。

小澤トレーナーと乳井コーチ、ヴェルデや立川でお世話になった方々にも感謝です。
大学の後輩と先輩も山梨で会えて満足です。

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 00:13 | コメントをどうぞ

芸人しまぞうZさん(錦織圭モノマネ)

合宿期間中、乳井コーチのつながりで錦織圭のモノマネをしている(その他にも北斗の拳などのネタも)
しまぞうZさんが遊びにきてくれました。

言葉は通じなくとも、錦織の顔まねは中国のジュニアにも大ウケで大爆笑でした。

これからも錦織とともに頑張ってください!!
ありがとうございました。

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 11:31 | コメントをどうぞ

山梨クラブヴェルデ合宿2〜4日目

合宿も4日目を迎えました。
去年の反省がしっかり生き、去年の何倍もクオリティーの高い合宿になっています。

2日目はエストテニスクラブのジュニアたちが学校を休んで5人も来てくれて9時〜16時頃まで
練習試合を行いました。
結構、AはBに勝って, BはCに勝ったけどAはCに負けたというようなどこが勝ってもおかしくないような
試合が多かったので今誰に勝つというよりもどんなテニスをしているかというところが本当に大事だと
再認識して目先の勝利にほどよくとらわれながらやっていかなくてはと感じました。
(あまりに目先の勝利を軽視しすぎてもダメ・・)

3日目、4日目は練習中心でチャンスボールの練習と短くきたボールを絶対に見逃さないで攻撃していく
、それを確実にポイントに結びつけていくということを重点的に練習しました。
そして、短いボールに対して入るか不安になりながらではなく相手を一発で仕留めるんだというくらいの
気持ちで、ポイントを取りたいという気持ちを表現しながら打っていくということも球出しで行いました。
気持ちが開けてくると(余計なマインドが取り払われ野性的になると)自然に今までよりもいいボールが
出てくるようになってきました。

ポイント練習としては、チャンスボールからの連続で何ポイント取れるか(チャンスを確実にポイントに結びつける)
というポイントを行いました。
さらに、サーブなしの通常のポイントをサービスラインより約1メートルくらいのところにラインを置き、そこより
浅いボールを攻撃してポイントをとったら2ポイントという条件付きのゲームを行いました。
試合になるとどうしても攻撃することをためらってしまう、つなぎにいってしまうことも多いですがチャンスは必ず
攻めること、ポイントを取れる確率を上げていくことで短いボールに対してより自信を持ってうちにいくことが
できます。

ここがしっかりできると、ドロップショットが使えるようになったり(攻撃のショットに怖さがなければドロップショットは
無意味)どのようにしてそういう状況を作り出すかを自然と考えるようになっていくはずです。
また、今回は夜の時間を使って個々の問題を解消していくために練習も行っています。
やはり全体練習だけだと、細かい個々の問題は解消していくことが難しいため人数が多くて時間を作るのが大変ですが
個別練習をできるだけ行っています。

残り短いですが、濃い合宿を継続していきます。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 17:54 | コメントをどうぞ

山梨クラブヴェルデ合宿

昨日まで立川ルーデンスさんを拠点にさせていただき、土日は多くの練習試合を行いました。
去年は毎日試合をやりすぎてしまい、1つ1つの試合の価値が下がってしまったので
今年は1つ1つの試合に目標や緊張感を持って望めるように練習と、試合のバランスをうまく
とりながらスケジュールしました。

今日は山梨のクラブヴェルデに移動し、合宿の1日目がスタートしました。

本当は午前に到着し、午前も軽く練習をする予定だったのですが渋滞などで少し遅れてしまい
昼からの練習にしました。

今日は、テニスというスポーツはミスとウィナーでしかポイントが決まらないという根本的な
ゲーム性に立ち返りました。
まず、ニュートラルなラリーでポイントが終わってしまうことが少なくなるように深く安定して
ボールをコントロールするという練習を行いました。
単純な練習ですが、とても大事な要素でジュニアの試合なんかはこれが完璧にできるだけでかなり
勝てます。

球出しでサービスラインとベースラインに入れる練習、それができたらサービスラインとベースラインの後ろ3分の2に入れるドリルを行いました。
球出しで少し感覚を掴んでからサービスラインより後ろのみをつかった半面のポイントでアップダウンを行いました。

ニュートラルな状態に持っていけることができたら、次はそれだけでは年齢があがれば
勝てなくなるので、球出しで1球目は角度をつけアングルに、2球目はオープンコートにうつ練習をしました。
この2球目の時に気をつけなければならないのが、なるべく待たずに相手の時間を奪う意識です。
テニスはかっこいいショットを決めるスポーツではないので、ウィナーを奪うため(ポイントをとるため)
に早いショットを打てるように練習したり、早いタイミングで打てるように練習するという
全てがポイントを取るという目的のために練習を組み立てなければなりません。

ショートクロスを打てるように練習するのは、ショートクロスを打てるようになるのが目的ではなくて
ショートクロスでオープンコートを作って最終的にポイントを取ることが目的ということをコーチはもちろんプレーヤーにも意識付けをしていく必要があります。
また、そのショットが打てていないのは身体的な問題があるかもれないし、ラケット操作の問題なのかもしれないし、色々な要素が組み合わさってそのショットが習得できていないので全体を見て考えなければいけません。

球出し練習でアングルショット+オープンコートへ早いタイミングで打ち込む練習をしてからポイント
練習に移りました。
ポイント練習ではシングルのコート+アレーの前半分をありにしてのポイントにしました。
そこのスペースをありにすることで積極的に角度をつけていけるようになります。
また、そのスペースを使って2球以内にポイントを取れば2点という条件もつけて行うことでアングルショットのあと次のショットで決めるという意識をより高く持つ事ができます。

練習後は小澤トレーニングコーチによるバランストレーニングを行いました。

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 21:51 | コメントをどうぞ

新年明けましておめでとうございます!

皆様、明けましておめでとうございます!

去年は北京に来てから6年目を迎えました。
今年はいよいよ7年目になりますので、10年という1つの区切りをちらほら見えてきました。

北京に来た時は、23歳だっと僕も今年は30歳になろうとしています。
北京でテニスを始めて、日本に帰っていった子たちもテニスを続けて頑張っているみたいで励みになります。

個人的には、今年は大会に行く機会がさらに増えていきそうなのでスケジューリングなどもしっかりやって
いかないといけません。
また、コーチング能力もさらに進化させていきます。
目に映っているだけの問題をその場その場で解決していく対処療法ではなく、その問題がおきる根本的な原因を
治していく原因療法的なコーチング習得を目指したいです。

例えば、スイングが縮こまってしまうという問題を、スイングを治すというのは対処療法です。
治しても原因が直っていなければすぐに戻ってしまうでしょう。
スイングが縮こまる原因が例えば、ミスをするのが怖いという原因だったら、その原因を治しさえすれば
スイングも自然とよくなっていくでしょう。
要は自然に上達する状態にもっていく、コーチが四六時中見張っていないといけないのではなく、
ある程度勝手に上達する状態を作ってしまうというかなり難易度の高い新しい試みを増やしていきたいです。

スクールとしても、テニス人口をもっともっと増やして中国に足りないテニスの普及という部分をもっともっと
伸ばして中国テニスの発展、また日本テニスの発展に繋がればいいと思います!

今年も360日くらい働く覚悟で突っ走っていきます!

改めまして本年もよろしくお願いいたします!

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 13:38 | コメントをどうぞ

Gao兄弟加入!!

11月から北京チームのGao兄弟がコーチとしてRTGで本格的に働きはじめました!
2人はATP元シングルス700位、ダブルス300位でATP上海マスターズ1000にも出場したことのある元プロ選手です。
中国でこのレベルの選手が民間テニススクールでコーチをすることは非常にめずらしいことです。
大体はナショナルチームなど国のチームに行ってしまいますから。
高校生の時に一緒に練習をしたことがあって、その頃からの付き合いということもあり今回は実現しました。
まだ、コーチとしてはスタートしたばかりですが、ヒッテイング能力は申し分ないのでどのように彼らを適材適所で
使っていくかが頭の使い所です。
それぞれのコーチが一番力の発揮できる分野で働けるように、コーチの特性をしっかり把握して配置できなければ
組織でやっている意味がありませんからね。

今年も残りあとわずかですが、ラストスパートかけていきたいです!!
Baidu IME_2014-12-21_13-26-47

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 14:23 | コメントをどうぞ

クラブ内改装終了!

半年ぶりの更新になってしまいました。
ここのところ、クラブの改装やクラブとの提携方法が変わったりと忙しく落ち着きそうと思ったら
新たな問題発生の繰り返しで中々ブログの更新もできませんでした。

スクールも日本人の生徒さんに加えて中国人の生徒さんが増えていて、ロビーが広くなったおかげでより多くの人を
受けいられるようになりました。

6年前に体一つで北京にきた時に比べると、コーチとしてもスクールとしても大きく成長したと思いますが
まだまだ理想までは遠いので多分一生満足することはないかもしれません。

とりあえず、ブログを定期的に更新的することから始めようと思います!

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者ryuski218 19:00 | コメントをどうぞ